魔法使いの嫁の話
2018年02月08日
「自律神経の働きをたかめるにはどうしたらいいんですか?」
なんて聞かれると、
「死ぬときに『あぁ、いい人生だった。』と振り返ることができるように、1日1日を大切に生きなさい。」
と、ほぼ間違いなく答えるはずです。
その時にみているマンガだったり、アニメだったり、本だったりの影響を受けて違う表現をする時もあるかもしれませんけどね。
こんな言葉を付け加えなければいけないのがバカバカしいのですが、きちんと答えようとすると、この答えが一番適切だと本気で考えています。
ただ、ほとんどの人が求めているのは、
「毎朝、納豆を10個食べなさい。」
「毎朝、15kmマラソンしなさい。」
「毎晩寝る前に北の空に向かって、ご先祖様と神様に感謝の言葉を捧げなさい。」
「このツボを買って毎日磨きなさい。」
というようなただの横着する方法なんですよね。
「横着した生き方をしいてる人が元気になるはずがない。」
こういう当たり前の事がわからない人には何を言っても無駄ではありますね。
横着者は、
「納豆は1個じゃ駄目ですか?」
「1kmならなんとか走れると思うのですが?」
「やはりプラス思考になって、物事を前向きに考えるのがいいんですね。」
「そのツボはいくらですか?」
とかいう返事がかえってくるわけですが、そういう人は蹴飛ばして追い返したくなってしまいます。
さて、先日、インターネットで配信しているアニメに魔法使いの嫁というのを見かけました。
狙いすましたようなタイトルなんで、どうせメイド服をきたドジっ子が花嫁修行するような内容なんだろうと思いつつも、キャラクターと世界観の絵をみているとちょっと心惹かれてしまったので1話だけみてみたんです。
すると予測とは全く違う内容でした。
両親がなく、親戚じゅうから厄介者扱いされた10代の女性が、自らを競売にかけるんですよ。
「自分を必要としてくれる人のところへ行きたい。」
生きる価値とか目的を完全に見失ってしまって自らの命を絶とうとすらしたようです。
で、その競売である魔法使いに気に入られてしまうわけです。なんで気に入られたかは、多少は伏線がはってはありますが、まだそれがわかる所までは見てないですけどね。弟子として、そして嫁として落札さた彼女は、その魔法使いの家族して迎えられることになったわけです。
ある日、魔法使いに連れて行かれた先で年老いたドラゴンと出会います。
彼女はドラゴンの命がつきるその瞬間に立ち会うわけなんですが、そのドラゴンが私とまったく同じことをいっていたんですよ。
で、世の中を斜めにしか見れない私なんかの言葉より、映像と音楽、そして表現力の高い役者を通して見たほうがわかりやすいかもしれないなぁと。そんな事をおもったわけで、これからは、
「自律神経の働きをたかめるにはどうしたらいいんですか?」
と聞かれたら、
「魔法使いの嫁のアニメ、1から3話まででいいからそれを100回見ろ、そしてそれで何も感じることがなかったら諦めた方がいいね。」
と答えようと思ったわけです。
ちなみに、私はアマゾンプライムでみましたが、いまちょうど放送をやっているのですかね?DVDのレンタルなんかもあるかもしれませんで見てみるといいと思いますよ。とりあえず3話まではすごくいいお話です。
関連カテゴリー<
ブログ
>