「花粉症が楽になりました。」

昨年末から整体をうけに来られている人からそういわれました。
言われた私はいったいなんのことやら？と一瞬意味がわかりませんでした。もともと花粉症で相談にこられていた人ではなかったからです。

実は、花粉症は整体ですぐに楽になります。
花粉症の原因は頸椎２、３番にあるのですが、こういってはなんですが、ついでに調整しちゃっているという感じなので、花粉症を意識して整体することはあまりありません。

ですから、整体にこられている人で花粉症で困るという人はほとんどおられません。
今年は花粉がおおいそうですが、相談をうけたのは１人だけです。その人は、体の状態がなかなか改善してこないでいる人でした。

体の状態がよくなれば花粉症などなくなるのです。

「体が変わるときに、ひどい腰痛がでるかもしれないよ。あと風邪ひいて熱がでますよ。」

と、いっていた方から、

「本当にいわれたとおりになりました。」

と言われました。

私としては体の状態をみて、どのような変化をするか？
というのを予想しているだけで、その予想があたってちょっと嬉しいという気持ちがあったりします。しかし、こういう私の心情はあまり重要なことではありません。

もともと無気力で体を起こせないという方でした。
こういった状態の方の体が変化するときに、どういう経過をたどるか？ということを、ほとんどの方が知りません。ですから、腰痛がでたときにどう対処していいのかもご存じありません。

正解は、放置です。
何もする必要がありません。むしろ、何も余計な事をしてはいけません。この方の場合、立ち上がれないぐらいの強い痛みがでたということで

「湿布だけははったのですが・・・。」

と、心配になって電話をしてこられました。
しかし、わたしの答えは、

「湿布はがしてほっておいてください。」

です。
すると、１日で痛みはほとんど治まって、今度は熱がでてきたそうです。

その後、整体にこられたのですが、体の状態は大きくかわっていました。起きあがれなくなるということもなく、毎日外出できるようになっているとのことです。

病気や怪我に、少しずつよくなって痛みや苦しみが消えていく。
と、ほとんどの方が思っていますが、そうならない事の方が多いのが実際です。特に、

「いままで何をやってもよくなりませんでした。」

というような体の問題を抱えている方は、体がよくなるときに、痛みや高熱の風邪をひくことが多いというのは知っておくとよいでしょう。この時にあわてて、痛み止めや熱を下げたりすると、体は元の悪い状態にもどってしまいます。

体がよくなるときにはどういう経過をたどるのか？

知っている人はずっと健康でいられます。

３月２１，２２日に夜と昼で予定している。
整体セミナーですが、２１日（木）１９：１５からについては、残り５人となりました。関心の高い人が多く早めに参加希望を頂いております。参加ご希望の方は早めに申込みください。

なお、２２日（金）１４：１５からの枠についてはまだ余裕があります。

体の調子が悪くなるのには必ず理由があります。
それはたいていの場合、姿勢、パソコン、仕事などが原因ではありません。こういった事が原因で体が壊れることは実は非常にまれなのです。

お酒で体を壊している人が結構な割合でいます。耳鳴りで相談に来られる方の３割ぐらいは、お酒の飲み過ぎが原因です。

そういう方は、きまって、

「そんなに飲んでいない。」

といいますから、困りものです。
そして、半数ぐらいの方はわたしがお酒をやめろといってもたいていの場合、ききいれる事はありません。そして、わたしに、

「体がよくなりません。」

と苦情をいってきます。

残念ながらあたりまえといわざるをえません。