第2、3回目の整体セミナーを修了しました。
2013年03月23日
整体の勉強会をはじめて2ヶ月目になりました。
今月は、夜と昼の1回づつ行いましたが、夜来られる方と、昼こられる方はすこし毛色が違う印象でした。お仕事をしておられる方と、そうでない方との差かもしれません。
体を整えるということで、もっとも大切なことは知識ではありません。
体の状態を自分で感じるということです。他人の体に触れてみてどう感じるか?整体をうけた自分の体がどうかわったか?これらは知識では得られないことです。すべて自分の体で感じることです。
野球の事をいくら勉強したって野球は上達しません。
野球を上達したいと思えば、バットを振って、ボールを投げてという事を繰り返してはじめて上達します。こんな事は誰でもわかっているはずです。
ところが、体は別物だと考えてしまっています。
いくら勉強したって体の事など理解できません。整体して、整体をうけて(整体だけとは限りませんが)、そうやって自分で体の変化を感じ取ることで、はじめて体の事が理解できてくるのです。
さて、ある程度準備をしては開催していますが、はじめてまだ間のない試みでしたので、でたとこ勝負になっているきらいがありました。次回以降は、こういった事を感じて体感してもらえるような内容にしてゆきたいと考えています。
MRIより手の方が優秀です
2013年03月22日
先日開催した、整体セミナーでこんな質問をされました。
「体がどうなったらOKなんですか?」
これに対する私の答えは、
「手でふれていて体がよくなったと感じたらOKです。」
というものになります。
人間の体には、原理原則というものはあります。
だからといって、物差しで骨盤の位置をはかったり、圧力計で体の弾力を測ったりして確認するというのはナンセンスです。
どうしてかというと、体の状態には個人差があるからです。
体がどれぐらい硬くなったら問題か?というのは、人によってまったく異なります。こういったことは、MRIなどの最先端機器でも測ることができません。
しかし、人間の手ならすぐにわかります。
私のように、仕事としてとりくんでいなくても、手の感覚が敏感な方なら、MRIよりよほど正確にはからだの状態を確認できます。
ですから、大丈夫だろうか?
と思ったら、そこに手をあててみればいいのです。問題があるなら、必ず異常を感じ取ることができます。
めまい、耳鳴りが2ヶ月で解消、どんどん元気に
2013年03月20日
「めまい、
耳鳴りがひどくこのまま死んでいくかもしれないと思っていました。」
元気になって、そういっていただく機会がありました。
わたしにしてみれば、体の悪いところははっきりしていましたので、ポイントを押さえて体を変えていけばすぐに元気になるだろうと思っていたのです。しかし、本人はそれどころではなかったということで、ちょっと驚きました。
体、健康についての知識がないので、体の調子が悪くなったときにどうしていいのかわからずに不安になるようです。それが整体をうけるにつれて日に日に元気になっていくものですから、
「死なずにすむようだ。」
と、本当に安心したようです。
めまいや耳鳴りというのは、割合時間のかかる傾向があるのですが、それぐらいの危機感をもって体質改善に取り組めばやはり体がかわってくるのも早いようです。
最近では、
「信号が変わりそうになったので、思わずダッシュしちゃったよ。」
といっておられました。
走ることもできなくなっていたというわけです。整体はじめて3ヶ月です。3ヶ月もあれば、人間の体は大きくかえることができるのです。
病気や怪我は自分を客観的にみるチャンス
2013年03月19日
「私はなんにも悪いことはないのに、体が悪いということはありません。」
私がいつもいっている言葉です。
肩こりがする、体の調子が悪い、つまづいて足を折った、花粉症が辛い、腰が痛い、耳鳴りがする、不安症になるには必ず理由があります。それは、必ず自分のせいです。
仕事が忙しいせいでも、子供がいうことをきかないせいでも、姿勢がわるいせいでもありません。体が悪くなる原因は必ず自分にあります。
病気や怪我というのは、それを自分に気づかせようとする体からのサインです。
そのサインを見過ごしたり、よく考えたりしないで、放置していると、体はどんどん悪くなっていきます。すると、体がからますます強いサインが送られてきます。
「気がついたら癌で余命半年だった。」
そんな事は絶対にありません。
サインをずっと見逃しているからそんな事になるのです。体が悪くなるというのはたったこれだけのことです。
病気や怪我は自分を、自分の生活を客観的にみなおしましょうという体からのサインなのです。
不安、パニックの整体について
2013年03月17日
不安症、パニックの整体で1つ気づきを得たので紹介しようと思います。
それは、少し前のことなのですが、
「よし!これでよくなる!」
と、手応えを感じたあとに、
「急に悪くなった。」
といって、整体を辞めてしまう事が続けざまに起こりました。
私としては、まったく正反対の結果がでてまったくわけがわからないという状況でした。
当然、整体後に悪くなったと感じておられますから、信頼感などなく、詳しく状態を聞くことも難しいということもあるせいです。
余談ですが、不安、パニックの整体の実績が増えてきて、より自信と確信をもって整体に取り組んでいたときにこのような事が続けて起こったので、
「もうこの整体はやめようか・・。」
とまで思い悩んだものです。
ところが、同様に不安症、パニック症に取り組んでおられる方の話をきいて答えが見つかりました。
それは、
「パニック、不安症の方は、目隠しをしている状態に近いのです。目隠しをしている状態から体がよくなると、急に目隠しをとった状態になります。いままで見えていなかったものがいろいろ見えてくるようになるので、恐怖感に襲われてしまう。この時に、本人は恐怖感が増してくるので、悪くなったと勘違いしてしまう。」
という話でした。
私が確信をもって整体に取り組みはじめ、手応えを感じた時ほど、
「急に悪くなった。」
といってしまう方が続いたのはおそらくこういう事だったのでしょう。
私はメンタル面でも専門家ではありますが、整体の力を過信するあまりこういう事に気づくことができないでいたというわけです。