頭の骨と気温の話
2016年01月15日
昨年、冬至の日以降はほとんどの人に頭に異常な緊張がみつかります。
骨の継ぎ目を意識して触れてみると多少わかりやすいかも?
当然、自律神経のバランスが悪くなっていますので、
・首、肩、背中に違和感を感じる
・過食、食べ過ぎる
・言いようのない不調
・なんとなく元気がでない
・やる気がでない
・眠りが浅い
というようなことになっている人がほとんどです。
写真でいうとこの辺りが固くなって盛り上がっています。違った言い方をすると、頭の血の巡りが悪くなってこのあたりで滞っているともいますね。明確にどこかが悪いと感じるのではなく、なんとなく調子が悪いと感じる方がほとんどです。
今年はこの傾向が顕著ですね。
気温が下がって体を冷やした事で起こっているようです。左右の頭のバランスが違いますので、触ってみれば素人の方でも変だとわかるかもしれません。
悪くなっているのは胸椎3~5番です。
人によって多少位置が異なります。この影響でほとんどの人は胃腸の働きが悪くなっています。そのせいで、お正月に暴飲暴食をしていた人などはひどいことになっていますね。今回の冬は暖冬だと言われていたそうでが、急に冷えこんだりすると体が冷を冷やしてしまうのです。
頭骨に強く影響がでているので、耳鳴りがひどくなったというような人もいます。
また、この影響でひどく腰が痛くなってきたというような人もいます。ひどい人だと立てなくなって寝たきりになっているという人までいいますね。毎度いうことですが、原因は1つでもその結果は人によって全然違うということです。
「体を冷やしてはダメだ。」
とよく指導をしていますが、体の調子を崩す、自律神経のバランスが乱れるのは、寒くて体を冷やすというより、
「急激に冷えるときだ。」
といった変化だというのは知っておくとよいでしょう。
じわじわ寒くなっていくというのでしたら、体は寒さにちゃんと対応してくれるので問題になることはないのです。