うつの仕組み その2
2018年03月20日
チェックリストでチェックして何点以上だったらうつだという判断はあまりにもひどいものです。チェックリストの作り方によっては、健康な人だって病人になることがあるからです。
前に紹介したように思いますが、ギャンブル依存症のチェックリストはひどいものでしたね。
何しろ、私がやっても結構重度な依存症になってしまうものでした。若かりし頃、くだらない仕事を何年も押し付けられて腐っていた時期がありましてね。で、その憂さ晴らしに足繁く京都競馬場に通った時期があるんですが、そういう経験があるとひっかかってしまうわけです。
まぁ、作った人に言わせると、
「ギャンブル依存症は死ぬまで治ることがない。」
ということらしいですけどね。
だからその人に言わせれば、私は重度のギャンブル依存症で死ぬまでこの依存症と闘っていかなければならないそうです。
で、こういう人がテレビにでてご高説を賜ってくださったりしているのをみて私は、
「世の中狂っているなぁ。」
と思うわけですけどね。
実際に、いくつかのチェックリストをみたことがありますが、健康な人間を病人にして喜んでいるとしか思えないわけです。例えば、こんな作りかたしているわけですよ。
・朝、すっきりと目が醒めないときがある
・意欲がでない。
・友人や恋人と一緒にいても楽しくないときがある
・食欲がわかない
・
・
・
なんていう質問が並んでいたりするわけです。
まぁ、最近だともうちょっと巧妙になっているかもしれませんけどね。こんなんだったら、私でも全部チェックがはいってしまうときがあるわけです。どういう時かと言うと、昨夜、焼き肉にいって食べすぎた時とか、前日に趣味の釣りにいったけど1匹も釣れなかったとか、一回試してお前の整体の腕を評価してやるとかいう上から目線の人が来たときですかね。
どうもこういうチェックリストを作る人は、焼き肉食べたり、釣りにいったり、胸糞悪い人に出会った人はほっておくと病気になると考えているようです。まぁ、最後のやつなんて、整体するふりして亡き者にして、こっそり竹やぶにでも埋めてやろうかとて考えてしまうこともありますから、かなり重症だといわれれば、確かにその通りかもしれませんけどね。
まぁ、まじめな話をすると、こういうチェックリストというのは円滑なコミュニケーションをするためのサポートをするもので、決してそれ以上のものになってはいけないのです。専門家を名乗るなら、相談にきた人の体なり、顔色なりをみて、なんでこの人はここにチェックがはいっているのだろうかと考えなくてはいけません。そういうのを全部抜きで、
「あなたは10個チェックがはいっているからうつですね。」
なんていうのは、とんでもない横着だろうと私は感じますけどね。
さて、うつですが、脳内になんとかいう物質がうまくでてないのが原因だとかいわれています。
で、これを客観的に判断するのが難しいようです。現在の、検査技術の足りない部分といえば、そうなのかもしれませんが、客観的に見るのが難しいのであれば主観的にみればいいんですよ。非常に簡単なことなのに、なぜかこの発想をする方がほとんどいません。
で、その見方なのですが頭骨に触れてみればすぐにわかります。
元気な方は頭骨が引き締まって適度な硬さがあるのに対して、元気のない人、うつ傾向のある人は血の流れが滞っているのでぶよぶよとした感触がします。私の場合は、たくさんの方の頭骨の様子をみてきていますからわかるのだろうと思うかもしれまえん。でも、おそらく素人の人でも元気な人と、そうでない人の頭骨を触り比べればすぐにわかるんじゃないですかね。実際、家族でこられた人などには積極的に確認してもらっているのですが、
「なんじゃこりゃ~!」
という反応をする人が珍しくありません。
もし、機会があれば、松岡修造さんみたいな人に頼んで頭に触らせてもらえばいいでしょう。そういう経験があるとわかりやすいはずです。
で、ある程度わかるようになると、
「うつだとか、ストレスでおかしくなっています。」
と、言われてしまっているけど、なんでこの人が?というケースが非常に多いという事に気がついてしまうのですけどね。
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