立つ姿勢の練習を
2020年04月21日
「自律神経の乱れ。」
言葉では頻繁に聞きますが、実際に体にどういう事が起こっているのかをきちんと説明された事はほぼないのではないかと思います。
そうなる理由は簡単で、観察が不十分だからです。自律神経の状態というのは、骨の状態によって表現されています。レントゲンやMRIの映像を見たことがあると思いますが、それを見ただけでは骨の状態は適切に認識されていません。せいぜいが、
「ストレートネックです。」
「背骨が曲がっています。」
という程度の評価ができる程度です。
医師に、そんな説明を受けて、
「じゃあ、それはどうしたらいいんですか?」
と質問しても、
「生まれついてのあなたの体質です。」
「運動不足がいけないのです。」
「姿勢が悪いのだ。」
なんていう、なんの解決方法になってもいない事を言われておしまいです。
「適切な運動とはどのようなものか?」
「良い姿勢とはどういうものか?」
という事についてきちんと説明できる医師はおそらくいないでしょう。
彼らは薬品の専門家でしかなくて人間について理解が浅い、特に運動ということについては無知すぎて害があるレベルといっていいケースすらあります。
機会があれば、
「良い姿勢で座る、あるいは立つということはどういうことですか?」
医者にきいてみればいいでしょう。
きちんと答える事ができる医者がいたらいつでも言ってください、申告してくれた方にはぺろりんキャンディーを進呈しますから。
スポーツで考えればわかりやすいでしょうか。
野球のピッチャーは良いフォームでボールを投げる練習をするわけですが、どれぐらい練習すればそのフォームはみにつくでしょうか、3日ぐらいやればいいんですかね?ボールを投げるのは、動きがあるから姿勢とは違うと思うかもしれませんが、良い姿勢で座るというのは静止するという動作なんです。ですから、ボールを投げるという動作と座るという動作にはなんの違いもないわけです。
良い姿勢とはどんなものか、ぱっと思いつくところだと小笠原流の礼法、作法なんてものがあります。
ほんとうに姿勢を正したいと思うのであれば、こういうところの門を叩くのは一つの方法だったりします。でも、姿勢が悪いなんていわれた人が、小笠原流に学ぶように言われたことなど皆無なのではないでしょうか?姿勢という言葉の意味を理解できていないのはこういうところに現れたりしているわけです。
先日、紹介した立つ動作ですが、多くの人にとって割と簡単に良い立ち姿勢を保つ練習できるはずです。
これが上達してくると、座り方、歩き方も変化してくるはずです。
5~10分程度でいいですから、立つ練習をしてから散歩にでもいってみてください。すると、歩様、つまり足さばきに変化がでることに気がつけるかもしれません。Facebookの方では、動画もあげていますので、わかりにくければのぞいてみてもらって試してみてください。 Facebookはこちら
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