シェーグレン症候群の話
2018年01月26日
シェーグレン症候群というのは、簡単にいってしまうと涙と唾液がでなくなるというもののようです。免疫疾患だと考えられているようですが、2022年に治せるようになると言われているのだとか。どういうことかわかりませんが、唾液とか涙を無理矢理分泌させるような薬のめどがたっているのかもしれませんね。
実は、以前に紹介したスチル病の方がこのシェーグレン症候群だという事でした。
ただ、経緯としてスチル病と診断されて治療中に症状がではじめたというわけで、
「たぶん、薬の副作用で唾液がでなくなるだけだからしばらくほっときましょう。」
と話してみた所、薬をやめて1~2週間ほど経過したら気にならなくなったようです。
唾液を出す働きというのは免疫の働きに関わってきますし、スチル病に使う薬というと免疫の働きをとめてしまうようなものですからそれの影響だろうと直感的に思っただけですけどね。
一応、補足しておきますが症状が納まっているのでいつでも辞めていいと医師にいわれていたようなので薬やめたらたぶんたぶん治まるんじゃいかと。本人は心配だからと、薬を続けていて辞める踏ん切りがついてなかっただけですが、体の状態がある程度よくなったタイミングでいまなら辞めるのにちょうどいいでしょうと、そんな具合に相談しながらやってみたわけです。
で、今になってどういうものかをインターネットで調べてみたら涙と唾液の働きが悪いというのを一括りにしているのは具合が悪いのではないかと思えました。この方の場合、涙がでない、目が乾いてしまうというような事は何もいってなかったですしね。
大雑把に分類しちゃうなら、目というのは肺の働きの影響が大きいですし、口というのは胃の影響が大きいわけで、全然別系統で考えた方がいいかなぁと思えますけどね。まぁ、胃袋はしっかり動くけど息苦しいとか、息苦しいけど消化吸収はしっかりできるということもまたありえないので同時に起こったり、起こっている体の問題は同じということは言えるのかもしれませんけどね。
理屈としては、免疫の働きが正常になるように体を整えて、免疫の働きを止める薬を辞めたら唾液がでてくるようになったというだけのことです。経過をみて感じるのは、シェーグレン症候群といわれるもの事態はそれほどややこしい問題ではないのかもしれません。まぁ、長引かせたりすると厄介なことになることもあるとは思いますけどね。
ただ、こうなってしまうという状態はたいていの場合、ほかの問題が起こっているのじゃないでしょうかね?ただ単に、涙がでない、唾液がでないだけというような状態はまずないと思えます。症状別にネーミングされているので別物として捉えてしまうかもしれませんけどね。根っこにある部分は同じといってさしつかえないでしょうから、この方のようにほかの問題が起こっているいるのじゃないでしょうか。