体の不思議
2014年10月14日
この仕事をはじめてもう何年もすぎましたが、いまだに、
「あぁ、こういうことか!」
と気付かされることが後から後からあります。
そして、思うことはこれは極めるのはちょっと無理だなぁということです。残りの人生30年としてそれぐらいの時間ではどう考えて時間が足りません。
最近でも、足首の捻挫を放置したことで胸が詰まって息苦しくなり動悸がするという人がいました。
うちに相談に来られる前には、
「体には問題がないから精神科で相談してください。」
と言われていたそうです。
よーく考えてみれば確かにそういうことはありえるかもしれないのですが、実際にそういう人が目の前に現れるまでこのような体の壊し方など想像もしていませんでした。
人の体はそれぐらい複雑なのだと思います。
ところが、似たような仕事をしているに人は、
「人の体を整えるのなんて簡単だ。」
なんていい放つ方もいるようです。人間の体の不思議をかいまみればそんなセリフなど絶対にでてこないのではないかと思います。
人の個性、多様性を振り返ってみても不思議な事が後から後から湧いてきます。
生物として考えてみれば当たり前なのです。生物というのは種として絶滅することがないようにありとあらゆる状況に対応するように多様性をもっています。わかりやすい違いでいうと、細身の人、骨太の人、寒さに強い人、暑さに強い人、たくさん食べられれる人、少食な人、背の高い人、低い人、お酒に強い人、弱い人、足の長い人、短い人、それらを全部同じ人間だからと考えるのはずいぶん乱暴なことだと私は思います。
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