痛みは必要なもの
2013年12月17日
「痛がっておいてください。」
わたしはそうアドバイスすることがあります。
痛みを消したりせずに、痛がっている方がはやく楽になります。手近な例をあげるなら、ころんでひざをすりむいたときに、傷口を絆創膏で保護したときと、何もせずにほうちしたときとどちらが早くきれいになるかを比べてみるといいでしょう。
びっくりするぐらいの差がでるはずです。
実は痛みというの必要な物です。
体の組織が壊れたときに、人間の体はそこから痛みと熱をだします。そうやって壊れた組織を修復します。ところが、痛みを消してしまうと組織の修復がすすみまなくなります。
痛みというのもひどすぎると自分で自分の歯をくだくぐらい歯を食いしばったりすることもあるそうなので、そこまで我慢する必要はありません。ただ、ちょっと痛いぐらいだけでしたら
、
「つばをつけておけばいい。」
というのが本当のところです。
ところが、多くの方が痛みがでたり、熱がでたりしたときには何かをしなければならない。とそう勘違いしてしまっています。でも、実際は、痛みや熱がでればもう体はよくなろうとしているのですから、ほっておけばよいのです。
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