人間の体の気温予想
2016年08月23日
カマキリという昆虫は積雪量にあわせて卵をうむという話があります。
どういうことかというと、その年の積雪量が1mだとすると、雪に埋もれないように1.1mのところに卵をうみつけるのだそうです。カマキリが卵をうむのは秋のことですから、カマキリは秋の時点で積雪量がわかっているようだという研究発表がされたことがあります。
ただ、この考えは現在では否定されてしまっているようです。
カマキリの卵は寒さにつよく、雪に埋もれてしまっても問題なく孵化できるのだとか。カマキリのもつ力に神秘的なものを感じたいという思うのか、否定されてしまっている今でも本当であって欲しいという気持ちがわきます。
ところが、
「人間の体は気温の変動をある程度予測しているのではないか?」
と思えるようになってきました。
なぜなら、暑くなる日の人間の体は弛緩して緊張感がなくなっているからです。
暑い日は、意欲が湧きにくいというのはいまさら説明する必要もないでしょう。
気温が高くなると、骨盤が開いて体が弛緩するのがその理由です。ところが、最近ふと思ったのは、
「気温が熱くなる日は、早朝、気温が上る前から骨盤が開いているようだ。」
ということです。
午前中、涼しいのにすでに夏バテの兆候がでている人をちらほらとみかけるのです。ですから、多くの人は暑くなる日の朝は寝起きが悪くなっているのかもしれません。
骨盤が開いている人は、意欲や行動力がなくなってしまいます。
気温が高くなる日は積極的な活動をして熱中症にならないように自衛しているのではないかと思うわけです。逆にいうと、寝起きが悪い、意欲がでないという朝の日は暑くなる可能性が高いということですね。カマキリの積雪量予想よりは精度が高いのではないかと思ったりします。
関連カテゴリー<
ブログ
>