イップス、スランプの抜け出し方
2015年09月16日
「150kmのボールを投げていたピッチャーが急にストライクが取れなくなった。」
というのを最近ではイップスといういうそうです。
以前だとスランプなんていう言い方をしていましたね。私が印象に残っているのは、ドカベンというマンガの主人公山田太郎がボールにバットがまったく当たらなくなるというものです。
その時、明君学園をひっぱるキャプテンの岩鬼は、山田にバッティング練習を禁じました。
「どうせ練習しても当たらないのだから意味がない。」
といっていたように思います。
試合を控えていた山田はまったくバットにさわらないという不安をぐっとこらえて、守備練習や走り込みをしていたように思います。そして1週間後、バットを握ってみると、不思議とスランプを脱出したというわけです。
「ある日突然に、いままでできていたことができなくなる。」
スポーツをある程度やりこんだ人なら誰にでも似たような経験があるのではないでしょうか。いまではイップスを専門に研究する人までいるようです。
さて、
「イップスは小脳の無意識が混乱することで起こる。」
と考えられているそうです。
その混乱を解消する方法は、そのスポーツやポジションで様々な方法があるようです。
しかし、この話を聞いた時に、
「そんなややこしいことをしないでももっと簡単に解消できるのはでないか?」
と思いました。
というのは、小脳の働きに問題がでるということであれば、おそらく足の1指、つまり親指に問題があるだろうと推測できるからです。ですから、足の親指を調整して、それにかかわる腰椎1番、膝、仙椎あたりを調整してやればすぐに体の動きは元にもどるのではないかと思います。
もし、これがあたりならイップスの原因についても考えなおさなくてはいけません。
イップス、スランプの原因は、ストレス、焦り、虚栄心だと考えられているようですが、なんのことはないただ疲労である可能性が高いですね。ただ、偏り疲労というもので体を休めれば抜けるというような単純なものではないから深刻化してしまうのかもしれませんね。
まぁ、話をきいてもしかしたらと思っただけです。
ただ、もしこれがあたりなら、足のどこか、おそらくは足裏の真ん中より外側、中央からかかとにかけて異様に硬くなっちる部分があるのではないかと思います。体にふれる経験がないとちょっと見つけにくいので、心当たりのある人は、丁寧に探してみるとよいでしょう。
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