台風がきたら膝が痛む
2015年07月16日
「台風がくると体の調子が悪くなる。」
という人は珍しくありません。
体の調子と台風に関連性について説明しているような書籍やサイトはまずないかと思いますが、日々、自律神経の様子をみているとその変化はあきらかです。
わかりやすく原因をあげると、
1.湿度があがって発汗しにくくなる
2.気圧が下がるので呼吸がやりにくくなる
という2つがその原因です。
台風がくると膝が痛くなるというのは後者であることが多いですね。単純に、肺の働きが弱いのです。ただ、弱いというと病気なのか?といいだす人がいるのですが、平均的な人間の肺の働きと比べてという程度のことで、ふつうの人よりちょっと背が低いというのと同じようなぐらいのニュアンスです。
こういうのは骨格をみるとある程度わかるのですが、なんでもかんでも数字化しないと気がすまない人にはなかなか納得しにくいようです。おそらく肺活量なんかともまた違って、肺が酸素を取り込む能力とうことではないかと思います。
汗の方も同様ですね。
汗かきの人がいるように汗をかきにくい人もいます。多汗症といわれる人や、そのまったく逆でまったく汗をかかないということであれば、それは体の異常として認識しやすいと思いますが、他人と比べて汗をかきにくいとういうのは比較して考えることはまずないでしょう。汗をかくのが苦手といういうことで、体温そのほかの体の調整が下手な傾向があるということです。ただ、
「じめじめしたら体が重くなって元気がでなくなる。」
というのはどなたにでもある認識でしょう。
人によってじめじめした天候にうける影響の程度に差があって、極端にその影響をうけるという人がいるわけです。もちそんそれは、体調や気分にも影響をうけあす。父親が先週亡くなったというような人であればその影響はかなり大きなものになるといえます。