ナムコレプシーについて
2015年05月14日
ナムコレプシーという言葉をしっている人はあまり多くはないかもしれません。
居眠り病などといわれることもあります。平たくいってしまうと、昼間にやたらと眠くなってしまうような体の不調というのが一般的でしょうか。ただ、夜に頻繁に目が覚めたり、夢をみていたり、金縛りにあうというもナムコレプシーに分類される事もあるようです。
インターネットで調べてみると、
・仕事中に眠そうにしている
・突然、居眠りをする
などの理由で、怠けている、いい加減な人間だ、などと周囲の理解が得られにくく適切な治療が困難だなどと説明されています。
ナムコレプシーの相談はそれほど多いわけではありません。指折り数えても、10人いるかいないかというぐらいでしょう。
ただ、これまでの経験で言わせてもらうと、
「ナムコレプシーなんて名前をつけて病気にする必要があるのか?」
と、思います。
体の様子と自律神経の状態を見ると、全ての人が眠れないようになっているだけでした。眠れる体の状態ではないのですから、眠りが浅くなりますし、眠れていなければ、昼間眠くなるのは当たり前です。
勘違いが多いのは、
「薬を使って6時間は眠るようにしている。」
というケースでしょうか。これまたはっきり言わせてもらっておきますが、薬を使って眠っても眠った事にはなりません。眠りというのはその質が重要で、長さで測ってはいけないのです。どんな人にでも、
「30分うたた寝したらすっきりして体が軽くなった。」
という経験はあるかと思います。
これが質のよい眠りをしたということです。薬で眠って朝起きたときに、すっきり爽快、元気に目が覚めるというようなことなどまずないでしょう。そして、繰り返しになりますが質の悪い眠り、浅い眠りをしていれば昼間眠くなるのは当たり前なのです。
ですから、ナムコレプシーというのは深くなむれるようにしてあげればよいだけだと考えています。これまでの10人ほどはその考えの通り整体して眠りの質がたかまってくれば、それで昼間眠くなるような事はなくなりました。
まぁ、ネット上での記述を見る限りでも睡眠障害といって眠りの質が悪くなるというような事が書いてあるのでこの考え方で問題ないような気もします。
少なくとも私はナムコレプシーであると自称していたり、診断されたりしている人たちの大半は、質のよい眠りをとれるようにするだけで解消するのではないでしょうか。
当サイトの不眠についての説明とあわせてみてもらうとよいかと思います。