整体の成果について
2015年04月15日
「整体を受けてから2、3日体がどう変わるか様子をみたい。」
なんていう人ははっきりいってダメですね。
例えば、学力や体力と置き換えて考えてみてください。
「塾の講義を2時間うけて学力があがるか試してみたい。」
「名コーチのトレーニングを受けて上達するか試してみたい。」
というのに似ています。
勉強でも運動でも、レクチャーを受ければ、その場ではわかったようになったり、上達したような気分になってもそれが定着するか?というとまた別問題です。
「桑田真澄にコーチを受けたらすぐさまピッチングが上手になるか?」
と考えてみてください。
世界一の名教師に指導をしてもらってすぐさまスラスラと難しい問題が解けるようになるわけではありませんし。世界一の名トレーナーのコーチをうけてすぐに名選手になるわけでもありません。実力をつけるには時間がかかるのです。
整体の成果はすぐに得られる人もいれば時間の掛かる人もいます。
また、体の悪い人というのは体の感覚が鈍くなっています。ですから、体がよくなっていてもそれに全く気がつかないこともすくなくありません。体が軽く階段をすいすい登れるようになっているのに、そのことに全く気が付かなかったり、表情が明るくなって笑顔が増えてきて、家族に、
「最近、明るくなってよく笑うようになった。」
と、言われても、まだ、それを自覚できていない事もあります。
「整体を受けて体がどう変わるか様子をみたい。」
なんていっている人にあは、
「そんな事をいっているから体を悪くするんですよ。」
と指導しますが、理解できる人はまずいませんね。
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