ブログ「日々整体」

アレルギーの話

先週、ずっと鼻水が止まらない状態でひどいことになっていたのです。
その前の周に熱をだして体の調子がよかったのに、

「また風邪か、変だなぁ。」

と思ってたいのです。
しかし、自宅だと平気だということでちょっとおかしいなぁと。で、今日になって原因にきがつきました。寒くなってきたのでセラミックヒーターを使っていたのですが、どうもそれが原因でアレルギー反応をしていたようです。

今朝も肌寒いということでヒーターで体を温めていたら鼻水が止まらなくなったのです。で、止めたら止まりました。おそらくヒーター部分にカビが生えたか、ホコリが付着しておかしなことになっていたのでしょう。

体についての事を過信していると、こういうこともありますね。
なにかしらが原因で、アレルギー反応を起こすことことがあるわけです。アレルギー反応は体をみればすぐにわかると思っていたのですが、自分の体だと確認がむずかしいので気がつくことができませんでした。

「ちゃんと検証するためには、分解清掃して実験せねばなるまい。」

そう決意を固めるのでした。

どうしてもほとんどの人がアレルギー反応をしないようにすればよいと考えがちです。
しかし、鼻水がでるということは体の正常な反応です。過敏になりすぎると花粉症といわれたりしますが、体を守るための反応ですので、それをとめるというのは得策ではありません。有害なものが体の中にはいってもそれを体外に出そうという働きがなくなるわけですから。この辺りの事をふまえて体を整えるのが花粉症の整体のポイントといえます、



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不調や病気の経過の話

風邪をひいたときに体がどのような変化するか?
ということを考えたことのある人はすくないようです。風邪の変化を観察していると、風邪をひくまえには体の緊張がたかまってっくるのですが、風邪をひくと逆に弛緩します。この弛緩したときに、しっかり熱、せき、くしゃみ、鼻水なんかを出しておくと、風邪を治ったあとには体はきれいに引き締まって体調が整います。

「病み上がりは体の調子がとてもいい。」
という人がいますが、風邪を上手に経過させているからです。
風邪をうまく経過させられない人は風邪がなおった後も、まだ体の調子がいまいち悪いとかいっています。


胃の働きはちょっと独特の経過をします。
本当は独特なのじゃなくて、とても自覚しやすいということなのだろうと思いますけどね。胃という臓器は、調子が狂ってくると一度壊してしまうという変化が起こります。ですから、胃の調子が悪いと食欲が止まらなくなるというタイプの人がいます。

胃がうまく働いていないのに、たくさん食べるのですから、胃が壊れるという変化が加速します。
でも、胃という臓器は壊れると元の元気な状態に戻るという経過をします。ですから、早く治すために食欲を加速させて胃を壊すのを早めるのです。

ただ、この時には1回は胃が壊れるわけですから、食欲がなくなります。こんな時は、たいてい2~3日程度、食事を控えめにしていればよいのです。胃というのは壊れてしまえばもう治ってしまっているのです。
この時に、

「食欲がなくなった。自分は病気である」

とかいいだして薬を飲んでまで食べようとする人がいます。すると、壊れた胃が元に戻るという経過がとまってしまいます。

「食べられなくて、どんどん痩せてくる。」

なんて言っている人の体にはたいていこんなことが起こっています。


「病気や不調を感じたときに、それがどのような経過をたどって元にもどるか?」


知っていると知らないとでは、人生が変わるくらいの差が生まれてきてしまいます。



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思い込みで病気になる人たち

雪山で遭難した人がいました。
大騒ぎになったそうですが、ほどなく無事に見つかりました。なぜなら、自分の足で山を降りてきたそうです。でも、実は、遭難した際に足を踏み外していて足の骨が折れていたそうです。

足を複雑骨折で体を動かすことができない人がいました。
寝たきりになっていたのですが、家が火事になったら、自分の足で走って逃げ出したそうです。当人にそのときの事をきくと、やはり無我夢中だったそうです。

どちらも整体の技術書に書かれている話です。
いずれも整体をうけていた人なので、後日談も記されていました。

「足が折れているとかそういう事を考える余裕がなかった。」

ということです。

よく考えてみてください。
ふたりとも骨が折れた足で歩けたのです。多くの人は、足の骨が折れたら歩けないと思っているのではないでしょうか?それは勘違いだということですね。


「○○という病気だから辛いのです。」


なんていう人がいます。
こういう人は、病気になったら塞ぎこんで家に閉じこもって安静にしていなければならないと思い込んでいるのでしょう。


逆に、ある病気で手足が麻痺してうまく体を動かせない人がいます。
ところが、その人はちゃんと仕事についています。もちろん体の調子がよいはずがありませんが元気にしています。

先日も、

「体の調子が悪いので外出できません。」

とかいっている人がいました。


「じゃあ、いまからおタクの家に火をつけますね。」


なんて事をついいそうになりました。



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よくなる人の見分け方

「トイレにいっておしりが汚れたから拭いてくれ。」


なんていう事をいう人はいないでしょう。
どこぞの王様でも、自分のお尻ぐらい自分で拭くのではないでしょうか?

ところが、


「昨夜飲み過ぎて体が辛いのでなんとかしてくれ。」


なんてことをいってくる人がいます。
飲み過ぎれば内臓の働きが悪くなりますから、体が重くなるのはあたりまえです。これは自分のお尻を他人に拭いてくれといっているようなものです。


こういう事がわかっていると、はじめて電話をしてきた人の体が整うかどうか、体をみなくてもわかります。

見分け方はとっても簡単で、


「お尻をふいてくれ。」


という人は駄目ですね。
まぁ、大半の人は自分がそういう事をいっている事にも気がつかないのですけどね。だから、体を壊すのです。
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