思い込みで病気になる人たち
2014年11月06日
雪山で遭難した人がいました。
大騒ぎになったそうですが、ほどなく無事に見つかりました。なぜなら、自分の足で山を降りてきたそうです。でも、実は、遭難した際に足を踏み外していて足の骨が折れていたそうです。
足を複雑骨折で体を動かすことができない人がいました。
寝たきりになっていたのですが、家が火事になったら、自分の足で走って逃げ出したそうです。当人にそのときの事をきくと、やはり無我夢中だったそうです。
どちらも整体の技術書に書かれている話です。
いずれも整体をうけていた人なので、後日談も記されていました。
「足が折れているとかそういう事を考える余裕がなかった。」
ということです。
よく考えてみてください。
ふたりとも骨が折れた足で歩けたのです。多くの人は、足の骨が折れたら歩けないと思っているのではないでしょうか?それは勘違いだということですね。
「○○という病気だから辛いのです。」
なんていう人がいます。
こういう人は、病気になったら塞ぎこんで家に閉じこもって安静にしていなければならないと思い込んでいるのでしょう。
逆に、ある病気で手足が麻痺してうまく体を動かせない人がいます。
ところが、その人はちゃんと仕事についています。もちろん体の調子がよいはずがありませんが元気にしています。
先日も、
「体の調子が悪いので外出できません。」
とかいっている人がいました。
「じゃあ、いまからおタクの家に火をつけますね。」
なんて事をついいそうになりました。
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