ブログ「日々整体」

足の痛みの整体

足の痛みの整体事例を紹介します。
実は、当院ではあまり腰や足の痛みを個別にみることはありません。技術的に難しいわけではありません。むしろ簡単な部類です。ただ、多くの方が、

「足の痛みだけをなんとかしてくれ。」
「腰が重いのだけなんとかして欲しい。」

そういう具合にいってくるのでたいてい断っているだけです。

腰や足が痛い、重いということには当然原因があります。
そして、その原因の大半は生活習慣にあります。ところが、こういった悪しき習慣をまったくかえないで、痛みだけをとってほしいといってこられるのです。

一時期はすぐにわからなくても、時間をかけて体を整えていけば理解できるようなってくると考えていましたが、残念ながらこういった方は実際に整体しても、

「なり楽になったがなかなか痛みや重みがすっきりしない。」
「一時的によくなっても直ぐに悪くなってくる。」

というような事を言い出します。
その原因がお酒の飲み過ぎだったりするのにです。結局、ほとんどの方が悪しき習慣を変えないで、不快感だけなくそうとする考えをあらためることはありませんでした。

ですから、今回紹介する例は珍しい例といってもいいかもしれません。

最初は

「花粉症が何とかならないか?」

と相談にこられたのですが、体の状態をみると明らかに食べすぎで体が冷えている状態でした。また、両足が外反母趾になっていました。きちんと体を整えていかないとダメだととアドバイスをしました。すると、左足の動きがおかしく痛みがでると相談してこられました。

生活習慣の問題としては、

・食べ過ぎ
・体の冷え

ですが、外反母趾の状態に違和感を感じたわたしは普段どんな靴をはいているかきいてみると、かかとの高い靴をずっと履いているとのことだったのですぐにやめるように指示しました。もってないということだったので、すぐに買うように指示しました。

左足の状態がかわるまでに3ヶ月程度で、外反母趾や左足の痛みはほとんどなくなりました。
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内耳の異常?クローン病のお話

クローン病という体の不調があります。
わりと増えてきているそうで、耳鳴りやめまいが起こります。耳を検査すると、耳の中に水ぶくれのようなものができており、それが原因だと言われています。そこで、クローン病だという判断をされると、

「内耳の異常です。」

ということをいわれるそうです。
では、

「なぜ、内耳に異常ができたのか?」

ということにはあまり突っ込んで語られることがないようです。
そのため、クローン病というと、一度よくなっても何回もくりかえしてしまいなかなかよくならないものだと認識されているそうです。

内耳というのは、耳の中という意味ですが、耳の中にどうして異常ができたのか?

そこへ突っ込んで考えていかなければいけません。
整体という技術を通じて体をみると、クローン病の方は、右の骨盤が下がっている、腕や首に異常があるなど、はっきりと体の異常がみてとれます。

ところが、耳に異常があるということで、一生懸命に耳の治療をやってしまいます。本当の原因はほかにあるのにです。だから、繰り返してしまいます。

原因はというのは異常箇所をみつけるだけでは、不足します。どうしてその異常が起こったのか?そこまで考えなければいけない。そう考えています。



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不眠の整体

「薬をのまないと眠れない。」


よく相談いただく悩みの1つです。

しかし、不眠の解消は他の体の問題にくらべてとても簡単です。

やることは1つ


薬をやめればよい


たったこれだけです。

ところが多くの方は薬をやめようとしません。だから、眠れなくなるのです。矛盾していると感じるでしょうか?


ちょっと体の他の部分に問題をかえてみましょう。

交通事故やスポーツで足を骨折したとします。ギブスをはめて足が思うように動かないということで、車いすで2ヶ月ほど生活していたとしましょう。すると、歩けなくなります。実際に経験したことはなくても、たいていの方ならきいた事のある話でしょう。人間の体というのは使っていないと衰えていきますので、足はどんどん細くなりうまく歩けなくなります。


不眠の問題はこれとよく似ています。

実は、眠るということは歩いたり、走ったりすることとまったく同じ体の力です。にギブスをはめて生活していると歩けなくなるように、薬の助けを借りて眠っていると自分の力で眠れなくなってしまいます。


相談にこられた方にはこの事をお話すると、約半数の方は、


「怖くて薬がやめれません。」


そういって他の方法を探しはじめます。

ところが、


「わかりました。では、やめる努力をしてみます。」


そうおっしゃられた方で、不眠を解消できなかった。そういう方はいまだ一人もおられません。不眠なんていうのはたいていこのような問題です。


さて、不眠の整体についての説明です。

眠りの主な急所は、みぞおち、頭、くび、アキレス腱そして脊柱起立筋です。眠りは生理現象ですから、努力などしなくても健康でさえあれば、誰でも得られるものです。ですから、これらの部位を整体することによって、自然に眠れる体の状態に調整します。


体が眠れる状態になれば、眠りとうにもリハビリが必要です。

足がよわって歩けなくなった人が歩く練習をするように、眠りにも眠る練習が必要です。この練習をしないで眠れない、眠れないといって困っている人がとても多いのです。




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偏り疲労について

「疲れを感じる。」
「体が疲れた。」

などなど、疲れを感じる事は日々あると思いますが、疲労というものについてよくわかっていない人が多いが実際です。疲労というものはどういう物かご存じでしょうか?

まず、人は体全体が均一に疲れるということがありません。
体の一部に疲労が偏ります。最近だと、パソコンの画面の見過ぎで目が疲れたなんていうのは誰しもがきいたことがあるでしょう。

ところが、人間は目が疲れたという具合に感じることができません。
体の一部が疲れた場合でも前身が疲れたという具合に感じます。
でも、

「目がつかれたと感じるよ。」

そう言う人もいるでしょう。
これは、目がかすんだりといった具合に目の働きが低下しているからわかるだけです。ですから、偏り疲労といっても目の疲れは比較的に自覚しやすい疲労といえます。

ところが、これが体の部分に偏った疲労がたまっていたらどうかというと、まず、ご自身で気づいている人はいません。

「右手と右足としびれがでて、どうも体の右側ばかり悪くなるんです。」

そういう人はけっこうおられますが、しびれがでてくるまで気づかなくて放置しているだけのことです。

このように体も右側ばかりに、疲労が偏ってしまう場合、多くの方が、

・左手をよくつかうようにする
・左肩で鞄をもつようにする

とうような対処方法を指示されるようですが、あまり意味がありません。右側に疲労が偏る人は、左手をつかっても右側に疲労がたまるからです。

「おかしいじゃないか?」

そう思うかもしれませんが、これが本当です。
どうしてかというと、右側に疲労が偏る人は右側に重心が偏っているからです。

「じゃあ、重心を左に動かせばいいのか?」

そうおっしゃる方がいますが、これも無理です。

右側に重心が偏るのは生まれ持った体の特性だからです。つまり右側に重心をあつめることによって、体を動かしているのですから、左側に重心をもってくると体が動かなくなるのです。

左手を使っても体の右側がつかれる

というのはこういうことです。

ちょっと意味がわからないかもしれませんが、人間の体の部分でとらえている間はこの意味は理解できないかもしれません。
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