ブログ「日々整体」

不眠とうつの整体事例

うつと不眠はわけて考えてしまいがちですが、うつ傾向のある方は不眠もあわせもつ事がほとんどです。
今回、紹介させていただく事例も同様です。

うつと不眠で困っているとのことで、通院し、薬での治療を続けておられたのですが、なかなか体の調子がよくなってこないということで相談にこられました。

背骨の状態を確認すると、首、胸椎などに問題があったのですが、それほど悪い状態ではありませんでした。ただ、体が冷え切ってしまっていました。私は、冷えを解消するように整体と生活指導を行いました。

さて、実は不眠を解消する上で一番大事なことは、薬をやめることです。

「眠れないから薬を飲んでいるのに。」

と考えてしまうのですが、ここが不眠を解消する上でのもっとも大切なポイントです。どうしてかというと、不眠は薬をやめないと解消が難しいのです。

実は、睡眠というのは体の力です。
足を使わずに松葉杖や車いすで生活していれば、足の力が衰えていつかは歩けなくなってしまいます。眠りだって同様で、薬にたよった睡眠をしていると眠る力が衰えてきて眠れなくなってしまうのです。

整体をつづけながら、これならもう大丈夫というタイミングを見計らって、薬をやめるように指導します。もちろん、薬を急にやめるといけない薬があったり、悪影響がでることがあるので医師にも相談してもらいます。不安も感じるようですが、本人が

「薬をやめたい。」

そういう気持ちを持ちさえすればなんとかなるものです。2ヶ月程度できちんと眠れるようにかわってきました。こうなれば眠るということに不安を感じることはまずなくなってきます。同時にうつ傾向も解消してきました。

うつや不眠はわけて考える必要はないのです、自律神経の働きを整えてしまえば全部まとめて解決してしまうのです。



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