ブログ「日々整体」

自分の体を客観的にみるのは難しい

実は、整体師である私が1週間以上咳がとまらずに困っていました。

体のどういうところに問題があって、咳がでているのか?

ということはわかっていました。
ですから、自分で整体をして、体の調整をしてきたのに、なぜか咳がとまりません。なんでかなぁとずっと思っていたのですが、やっと気がつきました。

問題は私自身の左腕の使い方にありました。
以前から、左腕の使い方がいまひとつ下手で、この事が原因で体の調子がときどきわるくなっていたのですが、今回もこれが原因でした。

シンプルにいうなら、左腕の疲労がうまく抜けなくて咳がとまらなかったのです。

咳は呼吸器で、左手がなんで関係するのか?

と思うことがほとんどでしょう。
ところが、自律神経の状態通じて考えると理屈が説明できます。今回の場合は、腕の緊張が強くなりすぎて副交感神経の緊張が強くなりすぎていたのです。

いままでは胃の調子に影響することがおおかったのですが、冬から春にかわるこの時期ということで、いつもと違う状態になってしまいました。実際、このことに気がついたら翌日には咳がとまりましたしね。

振り返って考えてみると、ヒントはたくさんありました。
私自身が知識がおおすぎて、盲点になっていたことが一つ。もう1つは、自分の体を客観的にみることはかなり難しいということがあると思います。

体の調子が悪いときは、安易に結論をださずに体の腕から足まできちんとチェックすることが大事だなぁと、当たり前のことを再確認した次第です。

ガンの整体

癌というと、根治が困難で、一度癌が発生すると手術で切って、あとは抗ガン剤を飲んで再発や転移を防ぐ。そういう風に考えている人が多いようです。

でも、一方でこんな事も、

健康な人でも1日に何千個のガン細胞が生まれている

ということはたいてい聞いたことがあるでしょう。

このことがわかると、ガン細胞が悪いのではなくもっと他の要因がポイントだということも気づけるのではないでしょうか。

ほかのポイントがなにかというと、一言でいってしまえば免疫です。免疫がうまく働いていればガン細胞がうまれてもおそれる必要はありません。

では、免疫がうまく働かないときはどういう状態か?

ということを考えてみると、答えはとっても簡単です。

交感神経が過剰に緊張している状態になると、白血球の働きがおかしくなってしまい免疫がうまく働いてくれないのです。

余談ですが、この交感神経の過緊張は、わたしが整体をするときにまっさきにチェックするポイントの1つです。ですから、さっと背骨の状態を確認しただけで、

「どうも癌くさい。」

そういうことがわかってしまう事があります。

さて、交感神経が過剰に緊張しているのですから、整体でやることは簡単で、副交感神経の働きを高めるという調整になります。
たった、これだけで癌がよくなる。癌にならない。ということをお話すると大半の方は、信じられないようです。

でも、癌という病気はほんとうにそれだけです。

花粉症の整体

花粉症というのは花粉が原因ではありません。
先日、テレビをみていると、花粉症を防ぐよいマスクを開発しているのをみかけました。
花粉症は花粉が原因、そういう考えが一般的ですが、本当にそうでしょうか?

整体にこられる方でも、

「私は稲花粉の花粉症なんです。」

だから秋につらいなんていう方がおられますが、これはちょっとおかしいとは思わないでしょうか?

花粉症が原因で花粉症になるなら、花粉がとぶ時期は全員が花粉症に苦しまなければ理屈にあいません。ところが、現実はそうではありません。花粉が飛んでいても、花粉症にならない人がいます。

これはいたいどういうことか?

この部分に突っ込んで考える人がいないのはどうしてでしょうか。体質で仕方ない、そうかんがえてしまっているのかもしれませんが、

「今年から花粉症になりました。」

そんな事をいう人もいます。

ここまでくるとわかる人もいるかもしれませんね。

花粉症というのは花粉が原因ではありません。
原因は自律神経の異常です。鼻や目の神経が過敏な状態の場合、花粉がとんでくると、その花粉に過敏に反応してしまう。これが花粉症のメカニズムです。

花粉症が自律神経の問題ですから、その原因を取り除いてやれば花粉症で苦しむ事はありません。

さて、目や鼻の自律神経を整えるには首の調整を行います。
ポイントは頸椎の2番と3番です。花粉症の方は頸椎の2,3番のきわにつよい緊張がありますのでそれをとってやるだけです。子供なんかは、もともと弾力がありますので、たいてい1回で済んでしまいます。成人でも1~5回程度の調整ですむことがほとんどで、とても簡単なものです。

ただ、残念なことは花粉症が首の調整でなくなるよくなるということに納得できない方がおおいということでしょうか?

おすすめ書籍の紹介

自律神経というのは頭で理解するのではなく、体の感覚としてとらえるのがもっともいいのですが、かといって体の感覚としてとらえることはすぐにできるようなことではありません。

そこですこしでも理解を助けるもはないか?とさがしていたのですが、ちょっとよさげな本をみつけました。



自律神経がいったいどういうものなのか?
わかりやすく説明されていますので、興味がのあるかたは一度読んでみてはいかがでしょうか?

○○は体にいい!の罠

先日、テレビでニュースをみていると

「チョコレートは体にいい。」

というテーマでチョコレートを紹介していました。

ここまでいくと、どなたでも気づきます。
チョコレートを食べていて体の調子が良くなってくるなら、毎日たくさんチョコレートを食べてみるといいでしょう。これが本当かどうかはすぐにわかるはずです。

たいていは、2~3日もつづけて食べていると体がだるくなってくるはずです。

私自身は甘い物が好きで日常的にチョコレートを食べていたりする時期もありましたが、整体という体を整える仕事をつづけていくうちに、どういったものを食べたときに、どういう事が体に起こるか?ということについて普通の方より敏感に感じ取れるようなってきました。そしてわかることは、

チョコレートはよく食べて週に1回ぐらい

ということですね。

これ以上食べているとまず間違いなく体がおかしくなってきます。
日常的にチョコレートやスナックなどを間食している方は整体をしてもすぐに自律神経のバランスが崩れてくるのです。

「体がしんどい。」

そんな方はまずこういったお菓子の間食を辞めてみる。
それだけで体調が変わる方はすくなくないということは知っておくといいでしょう。

話がそれました。
テレビ、雑誌、インターネットでは、情報をシンプルにしてわかりやすくする必要があります。
そのため、

「○○は体にいい。」

そういう単純な情報が流れることが多いのです。
ですから、チョコレートにはいったある成分は確かに自律神経の働きを高めることがあります。しかし、これはタバコ、珈琲などの嗜好品にも同じ事がいえます。

・タバコは体にいい
・珈琲は体にいい
・チョコレートは体にいい
・トマトを食べたら痩せる

などなど、並べてみるとちょっとおかしいとは思わないでしょうか?
これらは情報の質としては同レベルなのです。まぁ、さすがにトマトの食べ過ぎですぐに体がおかしくなることはないと思いますけどね。
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