ブログ「日々整体」

認知症が増える理由

「どうやら完全に死に損なったらしい。」

昨日、集中治療室の母から突然電話がかかってきました。
正直いってもう、まともな状態では帰ってこないだろうと思っていたのです。しかし、多少、しゃべりにくそうにはしていたもののはっきりとした意思をもった声でした。半端にではなく、完全に死に損なったようです。まぁ、ICUにいる状態で姿をみていませんから、いざ対面したらひどいことになっているかもしれませんし、体がうまく動かないなんて事はあるかもしれませんが、頭がしっかりしていれば、そんなものは後からでもなんとかなるでしょう。電話をしてきた内容が、


「昨日、予約をしていたやつをすっぽかしていたから電話して謝っておいてくれ。」


ですから、たぶん、ひとまず大丈夫でしょう。


母は、ずっと介護を受けなくてはならない状態になるのを恐れていました。
仲のいい友人が、そういう状態になってしまったのを見ていて、心底、こんな風にはなりたくないと何回もこぼしていました。


「死ぬときは長引かせないでぽっくりあの世に行きたい。」


多くの人がそう言います。
私なりにどういう体であればぽっくり行けるかなんていう考えはあります。例えば、ガンの方なんかがどんどん弱ってついには整体にこれなくなってみたいなところまでの変化は何人かみていましたから、


「死に近づく過程には体がこういう風に変化していくのか」


という事はある程度は経験があります。
しかし、


「ちゃんとぽっくりいけるか試してみましょう。」


なんて事を実際に試す機会はなかなかありませんし、試すわけにもいきません。
結果的に、うまく逝けたようでよかったという事はありますが頭に浮かぶのはほんの数人です。たいていは来なくなってどうなったかわかりませんという事になるからです。今の医療はそれはちょっとやりすぎでしょうというぐらい優秀だったりしますから、体が完全に駄目になっても心臓は動いているみたいなこともあったります。私が目指すのは、


『元気に生活できる体を保つ』


であるのに対して、医療が目指しているのは、


『生命活動の維持』


だったりしますので、根本的に話が噛み合いませんしね。


もうちょっと具体的に考えてみましょう。
いわゆる植物状態になっている人間の脳波を計測すると、「生きたい」という意思が観測できるそうです。脳が外部からの刺激になんの反応をしなくなっても、胃腸は栄養を吸収して、肺は呼吸して、心臓は体中に酸素を送り込んでいるのです。これは自律神経が生きるという意思をはっきりと持っていると考えていいのではないでしょうか。どういう脳波でそういう事がわかるのかはよくわかりませんが、たぶん脳幹の働きが健全という事なのだろうと思います。

そう考えるのは、こういう理由です。
例えが、かなり悪いですが、拳銃で確実に自殺するには、ピストルを口にくわえて後頭部、つまり脳幹に弾丸を送り込まなければいけないそうです。弾丸の小さいピストルで半端に頭を撃っても生命活動は止まらない事があるのだとか。

だから、ドラマなんかで崖の上で頭にピストルをあてて、


「死んでやる!」


なんて言っているシーンでは、


「そんな撃ち方では障害が残って生き残ってしまうから辞めるんだ。」


と説得するのが正しく適切な対応と言えます。



書いていて思いましたが、私が目指しているのは、


『脳が健全に働いている状態』


だということですね。
それに対して、医療は


『脳幹の機能を失わせない。』


という事になるのでしょう。
たぶん、認知症が増える理由はきっとこういう事なのでしょうね。

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休むのも悪くないのかもしれない

一昨日、息子の体の様子をみていたらある気付きがありました。


「なるほど、なかなかうまくよくならなかったあの人は、こういう事が原因か。」


なんて事に気が付きます。
また、昨日になって違うところを見ていたら、さらに発見があります。
骨盤周辺と足先の関連がどうも思っていたのと違うらしい事がわかります。


「この事がわかると、あの人とあの人はきっとよくなるな。」


なんて事を思います。


「こういうのはなんていうのか?」


そんな事を考えていたら、思いついたのは天橋立です。
遠く離れ、山にのぼって逆さまになって見たときに、天に架ける橋に見えますが、地形に変化がでたわけではありません。その橋に釣り竿をもって釣りに行ったことがあるのですが、その場にいると海が見えて波が押し寄せてくるだけです。ちょうどその時は、イルカの群れが泳いでいたりして風情はあったのですがとても天にいるような気分にはなれません。


「治そうという気持ちがあると整体はうまくいかない。」


いつも心がけている事ですが、本当に自分の心をそういう状態にして整体を行うのは難しいし、たぶん、無理なのではないかと思います。ところが、社会がこういうことになって、無理矢理はなされてみたら、そんな気分になれたのかもしれません。

でも、こういう事に気がついて、


「それじゃあ、今のうちにもっといろいろ勉強しておいてやろう。」


そんな事を考えると、たぶん、また元通りになってしまうのでしょう。

結局、必死になって、足掻いて、迷って、それでたまに休んでという具合の事を繰り返していくのしかないのかなと、そんな事を思います。
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閑話休題

「弱い犬ほどよく吠える。」

なんていいますが、私はその典型的な人間ではないかと思います。
自分で決めた事ですが、仕事ができないという状態は自分をとても不安定にさせます。


「仕事のない人生などくだらない。」


というのは、3年ぐらいプラプラしたことのある経験からはっきりと自覚したことですが、仕事をしていないと不安にかられるという要素ももしかしたらあるのかもしれません。また、なんとなくカンで決めたことではあったのですが、振り返ってみるとちょうどいいタイミングだったと思えます。ただ、やはり仕事がないのは私には拷問でしかありません。


毎朝、起きるとみぞおちが固くなってじっとしていられませんから、木刀をもってグラウンドへでかけます。数日前までは、早足で通勤している人がいましたが、今はもう誰も見かける事がなくなりました。

ちなみに、どんな運動がいいのかとよく聞かれていましたが、

「木刀の素振り。」

がいいですね。
動きが悪いと太刀筋が乱れますので体を傷めにくいです。ただ、竹刀を使う剣道はだめだなぁという考えに最近はなってきました。真剣を扱う事を想定していないので、姑息な動きが多くなってしまうので体を痛めやすい印象です。



緊急事態宣言がなされました。
コロナの影響ですが、飲食店に大きな影響がでています。昨日、経済ウォッチャーが発表されていましたが、戦後でもまだましだったのではないかと思われるぐらいの状況でした。ここの保障をきちんとやっておかないと、イベント会社、外食産業の破綻を、ソフトバンクなんかもかなり怪しくなってきますから、そこらあたりをきっかけに、日本の産業と経済が大きな打撃を受ける可能性があります。通常の不景気だと、どこかいい産業があるものですが今はもう全滅状態です。そうなると経済の復旧に、2~3年以上かかってしまう可能性があります。これは適切な対処をしても2~3年という話ですが、今の政権ではそれはのぞみ薄です。108兆なんて風呂敷を広げましたが、いわゆる真水と言われる部分はたったの16兆円で、中身がスカスカです。

ゴールドマン・サックスは4-6月期の日本のGDPを-25%と試算しています。
これは7月以降、収束して経済が復興された場合という前提の試算ですので、ちょっと長引くだけで失業者が30%あたりまで伸びるかもしれません。そうなるともうアウトで、大半の人が食べていく事ができなくなる可能性が高いです。私が一番心配しているのはこの展開なんですが、政権はこの展開をまったく考慮していません。

特に、今の内容では従業員を全員解雇、補助金をもらって店じまい。
しばらく様子をみて再開というやり方をするのがもっともダメージが小さくなるのではないかと考えていました。で、ふと気がつくと自分ががそれをやってしまっているからかなり笑えません。私のところは雇用はありませんし、売上は微減という状況でしたが。飲食店で売上8割以上減でいつもどるかわかりませんじゃ、普通の人はまず間違いなく辞めてしまいます。今回発表された保障で、年収の少ない人は切り捨てたみたいな事になっているし、大勢の失業者がでてからではもう遅いのです。

政治経済の話なんてここでは場違いなのは承知なのですが、私は今、この事が心配で心配で仕方がありません。



こんな状況でも羽振りのいいところがあります。
今、転売ヤーは笑いが止まらないでしょうかね。マスクの次はアルコール消毒などの衛生用品を買い占めています。


先日、見かけたのは、精製水が必要な子供を抱えた母親の訴えでした。
肺の働きが駄目で精製水を利用した加湿器を利用しなくてはいけないそうです。しかし、それが全部買い占められていて5件の薬局をまわってやっと手にれたのだとか。1日500ml必要なそうですが、500ml2本という状態で途方にくれているそうです。政府の対応が後手後手に回ってしまっていますから、もう間接的に何人もの人が亡くなっている事でしょう。このまま経済に大きなダメージがはいってしまうとこういった子供はまず生きていけなくなってしまいます。だからこそ、今、政府が保障を手厚くする必要があるのです。このまま大きな不況に突っ込んでいくと、まず最初に犠牲になるのは年寄りや病人、小さな子供といった弱い人たちなのだという事を考えなくてはいません。


私は本気でやばいと思っていますので、なんらかの形で政治家に働きかけようとやってみました。
自民党の青山繁晴氏はサイトで意見を受け付けているので、


「納税や保険の納付を先送りにしてくれ。」


とメッセージを送ったら、今回の経済対策には盛り込まれていました。これは、たぶん私だけではなく、相当多くの意見と批判が政権に集まっていたからでしょう。ただ、意見すると反映されることがあるということでちょっと驚いています。ただ、その支払いの先送りを政府の手柄だとばかりに経済対策の108兆円の中に入れ込んだのは、本当にがっかりさせられました。まぁ、、これは大いに批判される部分でしょうから、これから矯正されるだろうと思いますけどね。しかし、この内容、私が政治家だったら恥ずかしくて辞めてしまいたいと思うぐらいの中身です。まぁ、野党が駄目で簡単に当選するようになってしまったので、舐めた政治ばかりになっているのでしょう。

この際だから、郵便局がパンクするぐらい意見書を送りつけ、電話がパンクするぐらい電話をかけまくったてもいいかもしれません。このあたり、月給とりだとわかりにくいかもしれませんが、私は一応小規模なりに事業をやっている感覚からすると保障と手当が薄すぎるのでこのままでは大半の企業が耐えられないと思います。




メイドインチャイナのの部品がなくなっているようでいろんなものが買えません。
弟がニッチな建築の仕事をしているのですが、建築資材がはいってこないため仕事ができないそうです。

多くの人が感染の広がりがゆるくなれば元通りになると考えているようですけ、私にはなかなかそうは思えません。
今回の現象は、グローバリズムの崩壊と表現する人がいますが、私もその考えに賛同です。国境を低くして、お金、人の交流を盛んにすると定期的にこういう事が起こるのです。中国なんて終息宣言していますが、それが本当かどうかは怪しいところです。


「感染して発病した人をトラックで運んで砂漠に捨てている。」


なんて話もきかされるぐらいですが、中国政府だとそれぐらいはやっているかもしれないと思えます。実際に、チベットやウイグルではもっとひどい事をやっているそうですし。日本で収束しても中国人がはいってきたら、また感染が広がるなんていう事態にもなりかねません。これまでの対応をみているとそういう事をやってしまいそうで心配しています。


EUでは昨年に問題になっていると聞いていました。
国境がないせいで武器、麻薬にテロリストの資金が自由にヨーロッパをまわっていたそうです。それは具合が悪いということでプライドと誇りの高いイギリスがEUを抜けようとしていた矢先でこういう事がおこりました。日本の政府はまだグローバリズムをやろうとしているようですが、よその国はもうブローバリズムは全部辞めて自国優先に舵を切ることは間違いないのじゃないでしょうかね。日本は、その時流に乗り遅れてしまいそうな気がします。


やはり仕事をしていないと体の事があまり頭に浮かんできません。毎日仕事をしていると気がつくこと、考えることが山のようにあるのですけどね。




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人との繋がりを再確認しませんか

先日、10年ぐらい会っていなかった友人に電話しました。
途絶えていたのは私が勝手にそうしていただけで、たまに『飯でも食いにいこうと』連絡をくれていました。忙しかったというのもあるでしょうが、たぶん気持ちに余裕がなかったのでしょう。

電話をかけて、

「生きてるか?」

と聞いたら、それは俺のセリフだと言われました。

ペットショップの経営に参加しているのですが、経営状況はかなり悪いようです。
特に1~2月は全くお客さんがこなったということですから、コロナの影響というより消費税の影響の方が大きかったのではと私は思います。3月から少し持ちかえしてきたそうですが、話していて今は存続の危機に瀕しているのではないかと感じました。昨年、トップ判断で外国に出店するなんて事をやっていたそうですから、もしかしたらもうどうしようもないかもしれません。ちなみに、そいつは高校の時に同じ部活だったのですけど、その嫁さんは私の近所に住んでいた幼なじみという奴です。

私の方はもっと大変だろうと聞いてきましたが、


「いままで確保してきた鉱物資源の量で、俺はまだ10年は戦える。」


と返事をしました。
それで最後に、


「守るものの優先順位を間違えるなよ。」


とそんな事をいって電話を切りました。


どうしてるのだろうか?
そんな事を思って電話をしてみたのですけど話を終えた時に、


「ほんとうに困った事が起こった時に大切なのは人との繋がりなのかもしれない。」


と、そんな事を思いました。
こういう事って、なかなか理屈をつけて説明するのが難しいのですけど、こういう時に電話をしてみようと思った相手っていうのは、困っている時に助けてあげようと思える相手なのでしょう。
それで、そういう連中との繋がりがあれば、どんなにしんどい状況に陥っても、なんとかなるのではないかと、そんな風に思ったわけです。それで、ここ15年ほどで削除した携帯電話のデータの数々を思い出して、しくじったなぁとそんな事を考えています。


日本がこの先どんな風になるか、全然予想がつきません。
ただ、たぶん、事態が収まるまでには大変な事が起こるのではないかと私は考えいます。ですから、


「あの人は今どうしているのか?」


と思った人に連絡してみてはいかがでしょうか?
私は10年ぶりぐらいに連絡をとった友人と助け合えるような気がしました。もし、今、不安を感じているのでいるのでしたら、ぜひ電話をかけてみてください。こういう時に確かなものってきっと人と人とのつながりだけなんじゃないでしょうかね?

私みたいにデータ全部消しちゃったとか、かける相手が思いつかないなんて人がおられましたら、私のFacebookの方へメッセージ飛ばしてくれてもいいですよ。
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今日は骨盤が開く日

今日は、やたらとお腹がすくなぁと思っていたのですが、


「ずいぶん調子が悪い。」


という事で連絡をいただいた方がいました。


骨盤は閉めなければいけないと思いこんでいる人がいます。
しかし、人間の体は緊張と弛緩を繰り返しながら変化しています。緊張と弛緩というとわかりにくいかもしれませんが、心臓の動きとか、波の動きをイメージするとわかりやすいでしょうか。心臓が緊張したままでは駄目ですし、波が大きく引いてしまうとその後に津波がやってくることになります。だから骨盤は閉まったり開いたりするもので、閉まっているのがいいとか、開くと駄目とかいうような性質のものではありません。

骨盤が開くというのは、波が大きく引いている様子をイメージするといいでしょう。
海岸にいって波の様子をみていると同じ波など2度とやってきません。そして、たまに大きくなったり小さくなったりしますがそれを見て異常だとは思わないでしょう。たまーに地震が起きたりしたら、津波と呼ばれる大きな波がやってきますが、それを見て波がおかしいとか言う人はまずいないと思います。これをそのまま骨盤に当てはめてれば、考え違いをしにくいと思います。

また、大きな変化としては、気温が上がるにつれて骨盤は開く傾向がでますし、逆に気温が下がっていくと骨盤が閉まってきます。
これも海の様子で例えるなら満潮と干潮の差だと考えるといいでしょう。今のタイミングは潮目が変わるなんていいますが、干潮から満潮に切り替わって海に流れが生じるタイミングで、1年を通じてみても一番大きな変化がでる時期です。


「4月1週目は1年で一番心臓が止まりやすい。」


と私がいつもいうのはそれが理由です。
先日、倒れた私の母も循環器の問題です。その日には、救急車を4回もみたのですが、それは偶然ではないでしょう。


大きな不調がなければ私のようにお腹がやたら空くというぐらいですが、問題があったりすると様々な不調が表にでてきやすくなります。


「骨盤をしめろ。」


とよくいわれるのは、無理矢理でも閉めていると不調を感じにくい、表にでてきにくくなる傾向があるからですね。
ただ、閉めれば閉めたでそれはそれで問題を起こしたりします。それは波の運動を制限するようなものだと考えれば、どうして駄目なのかがわかりやすいのじゃないでしょうか。


まぁ、そんなわけで今日はずいぶん調子が悪かったという人は、春がきて潮目がかわったというだけのことですので心配はいりません。2~3日様子をみていれば、落ち着いてくるはずので、ちょっとの間だけ大人しくしていればいいでしょう。

あと、人によっては微熱が出たりすることもあるでしょう。

「もしかしたら?」

と思ってしまうかもしれませんが、たいていの場合、ちょっと疲れがでたという程度のはずですので、ここ3~4日ほどどう過ごしていたかを振り返ってみてください。
たぶんちょっと無理をしたはずですので、慌てずに落ち着いて体を休めればすぐに熱は下がってくるはずです。


在、休業中です。
再開は未定です。
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