夏バテの徴候がではじめてますかね
2018年08月09日
朝夕の気温がそれなりに涼しくなってきました。
こうなるとでてくるのが、
『夏バテ』
というやつですね。
最近の私の口癖になっていますが、夏バテというのも気分だけの言葉になっていると感じています。体に何が起こっているのかわからないのに、
「なんか体がしんどいし8月だから夏バテだ。」
みたいな使われ方をする言葉です。
まぁ、最近はなんでもかんでも熱中症にしてしまうので夏バテなんていう言葉を使うことは減っているかもしれませんけどね。
しかし、私は熱中症がどういうものかを定義してしまっています。
すると、ここ2日ほど整体にこられた人に起こっていることが、熱中症ではなく夏バテだといいたくなってしまいますかね。
簡単に説明するなら、熱中症というものは体温の調整がうまくできなくなって心臓と肺の動きに影響がでている状態です。それに対して、夏バテというのは腎臓と心臓の動きが低下している状態ですね。ただ、夏バテはただ疲労しているという状態で、体になにかしらの問題が起こっているわけではありません。疲れが溜まったから、休む必要があるというだけのことです。まぁ、ややこしいのは熱中症で腎の働きに影響がでることがあるので、見分けることができない人も結構いるかもしれんなぁということでしょうか。私の感覚だと全然別もので間違えるようなものではないんじゃないですかね。
毎年、お盆の頃にこういう具合に夏の疲れとでもいうようなものが吹き出してきて体が重くなるわけです。
ただ、私はこの状態を
「墓参りするのにちょうどいい状態だからいっといで。」
と説明しています。
故人や先祖の事を思い出してしんみりするにはちょうどいい体の状態になっているわけです。ちゃんと参っておけば盆があけたころに疲れが抜けて元気になっているはずです。墓参りには他にも意味はあると思いますが、基本的には人を元気に健康に導くためのものであるはずです。そうでなければ慣習として残るはずがありません。古くかあるものは無意味にあるはずがありませんから、墓参り前後だと体がかなり変わっていると思いますね。
まぁ、言っている本人は、
「渋滞する盆にでかけていくなんて嫌だ。」
という考えの持ち主なので、墓参りの効果を自らの体で検証することはないんですけどね。