摂りすぎた栄養はどうなっているか?
2017年02月16日
今朝、ネットをながめていると、
「お酒を飲む前にチョコレートを食べれば、ポリフェノールがアルコールによる胃の負担を抑えてくれる。」
なんていう情報が流れていました。
チョコレートを食べることで、健康的に酒を飲めるということだそうです。この手の情報は次から次とでてきてもうどうしようもありませんね。
「こんなのがうまくいくはずがないだろう。」
と、そういう発想を持てないのはとても残念なことです。
確かに、ポリフェノールが云々というのは嘘ではないのでしょう。そうであればポリフェノールだけ摂取すればよいのです。ポリフェノールはほとんどの植物に含まれているそうで、お茶なんかに含まれているのでチョコレートである必要はまったくないのはずなのですけどね。テレビでどっかの学者が偉そうにしゃべっていたらしいですが、不摂生を促して病人を増やすような情報を流していることに罪悪感を感じないのでしょうかね?
そう考える人がほとんどです。
しかし、そんなのはうまくいかないのはいままでずっと説明してきたとおりです。なぜなら、摂りすぎた栄養を捨てる時に人間は病気になるからです。
アルコールを摂取しすぎた時には肝臓が悪くなったり、塩分を摂りすぎた時に腎臓が悪くなるという話に違和感を感じる人はほとんどいないことでしょう。アルコールや塩分は栄養の一種なのですが、それを摂取しすぎたら病気になるわけです。炭水化物やビタミンだって全く同じで食べすぎていたら病気になります。余談ですけど、結構多いのが、玄米なんかだと栄養分のとりすぎになっている人が多いし、乳製品なんかだと腸が過敏になっているだけで、下剤を飲んでいるのと変わらない状態になっている人がほとんどです。
サプリメントなんかでも同様ですね。
最近、サプリメント漬けになっている人がきたのですがひどい食べ過ぎの状態でした。この方は内臓に腫瘍ができてしまって、いつガン化するかわからないということで相談にこられました。サプリメントだって栄養ですから、摂りすぎれば食べ過ぎになりますし、体は摂りすぎた栄養をを捨てるために病気になるのです。腫瘍というのは摂りすぎた栄養を捨てるためにできるのですからね。
摂取しすぎた栄養をすてるために人は病気になるのです。まぁ、こんなこと言われても困る人の方がほとんどでしょうけどね。
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