体によい事を1つ紹介
2016年10月05日
「何かやっておくと体にいいことはないですか?」
という質問はよくいただきます。
たいていはその時、その時で私が注目していることを紹介します。しかし、ほぼすべての人はその物や事を気に入ることがありません。
結局のところ、このような質問をしてくる人に共通してある考えは、
- お手軽
- 簡単
- 1日15分で
- 難しくない
というようなキーワードではなのでしょう。
そして、
「そんなつまらない事を考えているから体を壊すんですよ。」
という具合に私に嫌味をいわれるという流れです。
これもここで何度もここで説明していうように思いますが、質問をお金持ちになるためにと置き換えて考えるとわかりやすいのです。
- 1日30分で1億円が手に入る
- 誰でも簡単にお金持ちになれる
- 驚くほどお金持ちになるお金稼ぎの方法
などなど、胡散臭いのです。
そうかと真に受けて実践した人にどのような結果がまっているかなども普通の人であれば予測がつきます。世の中に流れる健康になる秘訣など、こんな手軽にお金持ちになる方法とたいしてかわらないのです。それなのに、このお金というのを「健康」に置き換えた途端に騙されてしまうのですから不思議なものです。
というわけで今回も絶対に誰も実践しないであろう健康法を1つ紹介しようと思います。
それは、
馬術
です。
人馬一体という言葉があるように、競馬の騎手は通常の人以上のバランス感覚と運動能力をもっていると考えていました。ですから、もっと早く気がついてもよさそうだったのですけどね。馬術を身につけることで身体感覚が養われてよりよい体づくりができるはずです。
キモはやはり骨盤の稼働性があがるということでしょうか。
おそらく仙腸関節がある程度うまく動かないと人間が載っていることが馬にとって邪魔にしかならないはずです。
武豊騎手が、落馬で骨盤を骨折したあとから成績が落ちてしまったのはおそらく仙腸関節の稼働性が悪くなったせいでしょうね。彼はオグリキャップで有馬記念を勝ったあとぐらいのインタビューで、
「1つでも関節は多く柔らかく使ったほうがいいと思う。」
なんて事をいってました。
だから、あぶみには指先でのって体を常に柔らかく動かすことを意識して騎乗していたようです。もう20年ほど前の話なんで、正確さにはかけるかもしれませんが、このような発言をしていたのははっきりと覚えていて、
「ふーん、そんなものかぁ・・・。」
と当時は考えていました。
それが今になって、その言葉の重みに気がついたわけです。
一応、長岡京市は京都競馬場に近いこともあって乗馬クラブも近くにあったりしますので、やろうと思えばそれほど難しくないということだけ付け加えておきましょう。
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