起立性調節障害の話 その後
2016年07月20日
先日、起立性調節障害を紹介しましたが、その母親の方が整体にこられて、
「我が子が、原因のよくわからない深刻な病気になっているのでは・・・。」
と心配されていました。
最初にみてもらったお医者さんからは、専門の医師にきちんとみてもらうようにと言われていたようでかなり思い悩んでいたようです。そんな心配は不要であると説明していたつもりですが、「もしかしたら・・・、」と考えてしまうのは親としては仕方のないことと言えるでしょう。
その後の様子を聞いてみたら、整体を受けた翌日の朝はすっと自力で目を覚まして体を起こしてきたそうです。ただ、3日ほどは大丈夫だったそうですが、4日後からはまた起きれなくなってしまったのだとか。経過としてはこれでまったく問題はありません。この後も整体で自律神経の働きを整えてゆけば、ちゃんと整体などしなくても体を起こせるようになりますし、どうしてこうなってしまったのかという原因もほぼわかっているので繰り返し悪くしてしまうようなこともまずないでしょう。
以前にも書いたように思いますが、10代の子供はたいていの場合1ヶ月程度で普通に元気に生活できるようになります。若さというのは体の強さでもあるということがいえますね。
はっきりいってそんな程度の問題です。
こんなので、
「修学旅行に行けない。」
「出席日数が不足して進級できそうにない。」
などということになってしまっている人が過去にいました。非常にもったいないと私は思います。
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