子供が思い描く夢
2015年02月24日
息子がもうすぐ小学生になります。
幼稚園の同級生たちは、小学校での目標というのを紙に書いて張り出したそうです。
すると、何人かの子供が、
「テストで100点とりたい。」
と書いたそうです。
それをきいた私は、
「それはその子供が本当にそう考えたのではないだろう。」
と感じました。
夢や希望というのはどこから来るか考えた事はあるでしょうか?
私は、それらは好奇心からくるものだと考えています。運動に興味を持つ子供はスポーツ選手を夢見るでしょう、しかし、運動に興味をもったからといって運動能力が必ずしも備わっているとは限りません。その場合、スポーツの記事を書くライター、解説者になる、スポーツトレーナーになる、スポーツ好きが集まる施設を作る、女の子だったらスポーツ選手のお嫁さんになりたいと思うかもしれません。
絵を書く事にことに興味を持つ子供もいるでしょう。
同じように、絵に興味をもったらからといって画家になれるわけではありません。絵といっても今の世の中なら様々な絵に係る仕事があります。漫画家、イラストカットを書く、広告デザイン、服のデザインなどなどあげていきえば切りがありません。
工作して物を作る事に興味をもった子供はどうでしょうか?
自動車、電車のような乗り物からはじまって、おもちゃ、電化製品、工具、ロケットなどなど上げていけばきりがありません
さて、小学校での目標に、
「テストで100点とりたい。」
と書いた子供はいったい何に興味をもっていたのだろうか?
と、考えてみたのですが何も思い当たりませんでした。もしかしたら、本人と話す機会があったらわかるかもしれませんが、伝え聞く限りでは、
「親がそう言わせている。」
「なにかのテストでいい点をとって褒められたのが嬉しかった。」
のどちらかしか思いつきませんでいた。
いずれにしても子供が自分の好奇心を見失っているのではないか?と私は感じました。
さて、人の体は、自分の好奇心から行動しているときは、自律神経の働きがよくなって元気になります。当然、集中力も持続力も高まりますからどんどん成果があがります。
「好きなことを仕事にする。」
という考えは人間の体のこういう特徴に沿った考え方ですね。
さて、ここでもう一度考えてみましょう。
「テストで100点とりたい。」
と書いた子供は本当に100点が取れるか?
子育てしている方は1回考えてみれもらってもよいかもしれません。
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