体の個性について
2014年07月01日
自分の体の個性について考えた事がある人はほとんどいないようです。
「自分らしさ。」
というのを追い求めるのが当たり前といえるような時代になったのに、自分の体についてはおいてけぼりなるのははじめの第一歩から間違えているといえます。
映画やドラマを見た時の感想というのは人それぞれです。
ハリーポッターの映画をみた人に感想を聞いてみると、
「ハリーの勇気に感動した。」
「クディッチの試合シーンに胸が高まった。」
「ヴォルデモート卿が怖かった。」
「ハーマイオニーが可愛かった。」
などなど、人によって感想が異なります。
これは体に個性がというものがあるから起こるものです。違う言葉でいうと感受性です。
身近なところで考えると、
・絵など目で見たものに敏感な人
・音楽など耳で聴いたものに敏感な人
・文章や文章などの敏感な人
などなど、様々な感受性があります。
そして体にも同じ感受性があります。
具体的には、
「本を読んでいるとどんどん元気になってくる人。」
「山登りやジョギングなど体を動かしていると元気になってくる人。」
「音楽を聞いたり演奏していると元気になってくる人。」
「子供の面倒をみていると元気なってくる人。」
「興味のあるものを掘り下げて考えこんでいると元気になってくる人。」
などなど。
こういう体の感受性は千差万別なので、あげてゆけばキリがありません。
ところが、今の世の中はこういう体の個性を無視して、
「体に必要な栄養素は○○と△△で、1日1時間運動をするのが健康の秘訣。」
なんて事をやっています。
体のことなんてなんも考えてないのに、元気な人なんていくらでもいるのですよ。
そんな人に、無理矢理、運動させて、必要な栄養素だからとかいって不要な栄養をとらせて体を壊しているケースがを少なからず見かけます。
人間という生き物は本当は自分らしく生きていれば健康になるようにできています。
あれこれ考える前に、
「自分らしさ」と「自分の体質」
についてちょっと考えてみるとよいでしょう。
関連カテゴリー<
整体について
>