体を整えるためのポイント
2014年06月27日
体を悪くする原因というのはいろいろありますが、案外というか、本人が全く気づけない事の1つに考え方に問題があるというものがあります。
もっともわかりやすいのが、電話をかけてきたときに、私にどういう質問をするか?ということでしょうか。
電話をかけてくるということは、体の事について何らかの悩みを抱えているということのはずです。そして私はその体の問題の解決するにはどうすればよいか?ということについておそらく答えることができるでしょう。
ですから、電話をかけてきて
「体に○○の問題が起こっている。専門家に相談すると、○○という病気と言われたがどうすればよくなるでしょうか?」
と、聞いてくれればよいのです。
すると私は、たいていはこんな風に答えるはずです。
「それだと体に○○な問題が起こっているはずだから、○○すればよい。」
「それはちょっと専門家の判断が変ですね。」
「どうも言っている事がおかしいので一度自律神経の状態を確認してみないとわかりません。」
おそらく、こういうやりとりをするだけでも体についての対応が大きくかわってくるはずです。
もちろん体の状態をみないで答える事になるので、ちゃんとした判断をするためにはきちんと自律神経の状態を確認しなくてはなりません。
ところが、トンチンカンな質問をしてくる人が多いのです。
特に多いものに1つづつ答えてゆきます。
Q.1
薬がきかなくなって困っているんですが、整体なら効きますか?
A.1
薬のかわりにはなりません。
薬に頼らないでいい体にするのが整体するということです。また、最終的には整体すら不要にするということを考えて整体しています。薬や整体に頼らなければ健康を保てないというのは異常です。
Q.2
どうして整体で自律神経が整うのですか?リラックスできるからですか?
A.2
なぜかわかりませんが、整体すれば自律神経が整うのです。
先人の経験や知恵をまとめたものが整体という技術です。私は整体については学んでおりますが、整体という技術がどのように編み出されたかを説明できるほどその歴史については学んでおりません。車の運転はできますが、車が動く仕組みをきちんと説明できるわけではないということです。
またリラックスすることによって自律神経が整うというのは大きな勘違いです。
こういう質問がでるということは、自律神経のことについて根本的な事がわかっていません。そんな方にはまず1回整体を受けてみる事をおすすめしていますが、どうしても理屈が気になる場合は、メールマガジンや販売している冊子で基礎的な事を説明しております。
Q.3
整体は痛いのですか?
A.3
痛いという事はないと思いますが、痛覚というの個人の主観ですので私には答えることができません。
また、自律神経の状態が悪いと痛覚が過敏になっている事があります。指で軽く触れたり押しただけで強い痛みを感じることがあります。
Q.4
ボキボキいわせますか?
A.4
おそらくイメージしておられるのは勢い良く体を捻ったり引っ張ったりする技術のことでしょう。
当院では勢いをつけて骨を押したり動かしたりするような事はありません。ただ、骨を動かしたときに音がすることはあります。
Q.5
○○という病気なのですが整体でよくなりますか?
A.5
それは誰のどのような判断でしょうか?
ひどい場合にはインターネットで調べてそうに違いないと自己判断の人までいます。その判断と私の判断が同一になるとは限りません。割とよくあるのが、「メニエール病なのですが整体でよくなりますか?」という質問でしょうか。実は、「メニエール病です」と整体を受けにきた人が本当ににメニエール病だったことはほとんどありません。私は病名で判断せず、自律神経の状態をみて判断します。
そのため、このような質問をいただいても、
「その判断が間違っている可能性があるのでわかりません。」
としか答えようがありません。
質問したいのでしたら、もう少し具体的にどのような問題が起こっているかを説明してください。
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