ブログ「日々整体」

アカスリ通いの話 パート2

アカスリの記事についての感想とか質問をいくつか頂きました。
具体的な事に落とし込んだ話は、実践してみようという具合に行動につなげやすいのでしょうか。一応、私が自身の感じている変化についておさらいしておくと、

・疲れにくく、疲れが抜けるのが早くなった。
・肌が例年より潤いを保っている。
・ぬるいお風呂で十分温まるようになった。

ということでしょうか。
疲れに関しては、技術的な向上が大きいのもあるのですが、2月に入ってから疲れ切って動けなくなるみたいなことがなくなりました。

また、私は寒い時期は肌が乾燥しがちなのですが、今年はそれがなくなりました。
肌は荒れやすいタイプだったので、疲れから代謝が悪くなりがちだったという事でしょう。そういう意味でアカスリというのは私にはずいぶん向いているのかもしれません。

あと、お風呂の入り方が完全に変わりました。
熱い風呂が嫌いになりましたね。ぬるめのお風呂にゆっくりつかる方が体の調子がよいように感じます。東京へ出張する際には、ホテルの近所の銭湯をいつも利用しています。関東の銭湯ということで、とんでもなく熱い風呂があるのですが、それには近づきもしなくなりました。

そんな具合に、アカスリをきっかけに変化がありました。
ただ、以前にアカスリを試したことのあるという二人の女性から、

「韓国に行った時に試したけど痛すぎて気持ちよくなかった。」

なんていう話を聞かされました。
これについてはやる人の技量の差もあるかと思うので、一概には言えない部分が多いでしょうけど力を緩めて優しくやってもらうしかないかもしれません。あるいは、自分には合わないということで違うものを模索するのもいいかもしれませんね。

関東の方に聞いたのですが、首都周辺は銭湯はたくさんあるのですがアカスリのサービスはほぼないようです。どうも江戸の風呂がそのまま残っているみたいですね。私が宿泊先で利用する銭湯でもアカスリなどのマッサージのサービスはありません。それに対して関西の場合は、大きめの銭湯にいけばほぼ間違いなくアカスリスペースが用意されています。もしかしたら、関西の風呂設備に関しては在日の方が大きな影響力を持っているとかあるのかもしれません。

あと国柄みたいなもので考えを巡らしてみると、韓国という国が異常なまでの学歴社会であることはご存じでしょうか?女性を下にみる風潮もいまだに根強いそうです。私には儒教のダメなところが集約してしまっているという印象があります。

役人や大企業にはいって身を立てる以外の処世を一切認めることがないそうです。
そのため、学業が得意ではないので技術を身につけたり、得意な事を活かして生計を立てるという生き方は敗北者として扱われるそうです。親子で何代も続くとか、江戸時代から100年稼業を引き継いでみたいな家系は韓国では一切存在していないのだとか。

そんな社会ですから、抱える不満やストレスは日本で暮らしている私たちよりかなり根強く深いものがあるでしょう。怨念といっていいほどのストレスをそぎ落とす事を求められているはずですので、とんでもなく力を込めてゴリゴリとやられるわけです。

ですから、日本で暮らしていて、

「私はそこそこハッピーに暮らしていますのでお手柔らに。」

というスタンスでのアカスリはハードすぎるのかもしれません。

私がアカスリを気にいったのは、心身ともにそれなりにハードに仕事をしているのと、趣味で釣りに頻繁に行くからでしょうか。日焼け対策など全くなしで日光、潮風、海水にさらされているので皮膚がそれなりに分厚くなっているせいであろうと思われます。まぁ、単純に日本で受けているからかもしれませんが。


ただ、一つ矛盾あって、

「江戸っ子はやたらと熱い風呂を好む。」

という傾向は割とよく聞く話です。
これは整体にこられた方もいっていたのですが、どうも首都圏に済んでいると熱い風呂を好む傾向があるようです。これは大阪よりストレスの多い環境にいるという事でもないと思いますので、熱い風呂の方を重宝する理由が何かあるとは思います。

単純に考えるなら汗をかきにくい、またはかきにくくなる風土があるという事でしょう。
古くからある銭湯が数多く残っているというところから考えてもこの事は間違いがないような気がします。江戸は、徳川家康が湿地を埋め立てて作ったなんて話もありますから土壌が絡んでいるのかもしれません。

その事に加えて、長風呂することがためらわれるような理由がある、あるいは短時間で済ませることを良しとするような価値観があるのじゃないでしょうかね?
風呂を熱くする必要があるわけです。

もしかしたら、湿地にあるお風呂で長風呂すると特定の病気になりやすいみたいなものがあるとか?
もし、そうなら今の住宅事情でしたら、考慮する必要はない気がします。お風呂の習慣を変えてゆこうと思うのでしたら、このあたりの事を1回掘りさげて考えてみるといいかもしれません

とりとめもなくかいていたら思いもしないところへ着地してしまいました。

結果として、アカスリというサービスをきっかけに入浴という習慣について考える事になりました。
ただ、あれこれ考えていると結論がでなくなるので、まとめると、

「目指すのは可能な限り低い温度のお風呂でしっかり汗がでる体。」

と、いう事でよいかと思います。


さて、私がよくすすめる古くからある習慣に、お墓参りとか節分の豆まきとかがあります。
どんな意味があるのかほとんどの人は知らないでしょうけど、お盆に墓参りしたり、節分に豆をまくのは、私に言わせれば健康法です。体操したり、体にいいもの食べるよりよほど効果的ですから縁のなかった人は今年からはじめてみるといいですね。

こういう催しに意味を感じることはあまりないかと思います。
しかし、健康を保つために意味があるから習慣化するのだと考えると非常に大きな意味がらあります。

実は、お盆や節分は、体がもっとも大きく季節の影響をうけるタイミングです。そのタイミングで意味もなく墓参りに行ったり、豆をまいたりするはずがないと思いますね。

この事を踏まえて考えます。
日本人はお風呂好きなんてよく言われます。それは入浴が我々の体を健全に保つ事に大きく関わっているからでしょう。今、大きな話題になっているコロナウイルスだってちゃんと入浴していればそれほど恐れるものでもないかもしれません。

そして、東京と大阪でもお風呂の様子がずいぶん違う事がわかってきます。
ですから、

「アカスリがいい。」

みたいな単純なところで考えをとめてしまわないで、もうちょっと掘りさげてみると自分にとって、自分が生活している地域においてのよい入浴方のヒントが見つかるんじなないでしょうか。
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