ヌードがわかれば整体がわかる
2019年04月16日
読んだことのない本を紹介してみようと思います。
こんな変なことをやってみようと思ったのは、とある書評でこの本を紹介していたからです。で、その本は、
「ヌードがわかれば美術がわかる」
というタイトルで、ヌードがわかるには解剖学の知識が必要だということが書いてあると紹介されていました。
「あれ、結局わかるのは美術じゃなくて解剖学なのか?」
なんてことを思うわけですが、私にとってはあまり突っ込まなくてもいいところです。
なんでかというと、私は外見だけで人の体の状態を考えていることがあるからです。スタバで甘ったるいコーヒー飲みながらあの男性は病気を抱えているなとか、あの女性はすぐにヒステリー起こすからいい結婚はできないだろうなぁとか、そういうことを考えているわけです。まぁ、私にすればトレーニングみたいなものですから、他人にはあまりこういう話をしたりはしませんけどね。
わかりやすい部分であげるなら、鼻筋、顎の形、胸の厚みなんかで心臓とか肺の様子をみるのはとてもわかりやすいですかね。
ストレートな表現をするなら、心臓と肺の動きがしっかりしている男性は体が逆三角形の形になりますし、女性は胸に厚みがでてきて大きくなります。目も大きく開くようになるし、鼻筋もとおるし、顎もシャープになってきます。女性なんかはかなりわかりやすくて、ウエストがくびれてきますし、おしりの形もまるくなってくるわけで、いってみれば美人といわれるような人は内臓がしっかりしているわけです。人は内面が大切だなんていうのは、心の中がどういう状態かではなく、内臓がしっかりしているかという事が本当の意味といえますね。
ボディビルをやっている女性で胸がなくなっている方をたまにみかけますけど、これは筋肉が盛り上がって目立たなくなっているからではなく、望ましくない筋肉のをつけ方をしたせいで肺の動きが小さくなっているからだと思いますね。機会があれば、そういう視点で鍛えている女性を眺めてみるといいかもしれません。繰り返しになりますが女性の体は比較的わかりやすいですから、筋肉美をつきつめた女性が女性としてどう見えるか?なんてのを考えてみてもいいかもしれません。
で、そんなことを考えていたら、
「ミロのヴィーナスってどうなんだ?」
という疑問が湧いてきたのでインターネットで写真をみてみると、思っていたより腹筋が割れていてしっかりした体つきをしていました。ただ、ちょっと首が太く顎が丸いかなぁかなぁとそんなことを感じました。
もしよかったからここから先は、ミロのヴィーナスの写真をみて、それがどういう女性かということを想像してから読んでみてください。
で、これを内蔵で考えてみると心臓がしっかりしている割に肺が小さいということになりますかね。
喉がいがらっぽくなったり、風邪を引きやすい傾向があるかもしれませんし、子供の頃には肺炎を経験しているかもしれません。
ここらあたりからミロのヴィーナスがどんな女性かと想像していましょう。気が強い反面、コツコツと何かをやり続けるなんていうことが苦手、割と短気な人じゃないかなぁと。
で、答え合わせをしてみました。
モデルはアフロディーテなんて言われてるそうです。そのプロフィールを見てみると、ヘラやアテナと争って戦争していたりしていた女神だそうですね。確か、他の男性とベッドで裸で抱き合っているところを旦那のヘパイストスに縛り上げられられてそのまま晒しものにされたなんていうエピソードもあったような気がします。ヘパイストスは、自身がブサメンだったことを相当コンプレックスに感じていたようで、そんな頼りない旦那では満足できなくて不倫していたんでしょうか。主人を立てようなんていうタイプの人じゃなく、気分屋な女性だったのでしょう。
アフロディーテの性格を調べて答え合わせをしてみるときに、
「俺って結構すごいんじゃね?」
なんて思ってしまうあたりが私の器の小さいところでしょうかね。
ミロのヴィーナスが評価される理由は造形美ということなのでしょうけど、造形美というのはその人の人となりと内臓の状態がちゃんと表現されているという事で、
「ヌードがわかれば美術だけでなく整体もわかる。」
ということでがいえるわけです。
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