妖怪と自律神経と
2019年02月25日
ゲゲゲの鬼太郎は、水木しげるの創作ではありますが、彼の中では世の中の真実を描いたものじゃないでしょうか?
「自律神経が悪いのです。」
なんていう人がたくさんやってきますが、体の不調の半分ぐらいは、無気力で怠惰な生活だったり、大事な事をあとまわしにしているせいだったり、くさいものに蓋をしているせいです。だから、今度から私の自律神経はどう悪くてどうすればよくなるんですか?と聞かれたら、
「妖怪のしわざです。」
と答えることにしたら面白いかなとふと思いました。
あながち的外れでなかったりします。鬼太郎をみていてどういう人間が悪い妖怪に騙されたり、取り憑かれたりしているか考えてみればいいでしょう。妖怪を祓うのと同じように、体の不調を整えたければ、たいていの場合、生活態度だったり、考え方をまず正してゆかなければいけません。
水木しげるはずっと妖怪を探していたそうですね。
「かっちかちやでー。」
というギャグはご存じでしょうか。一時バラエティ番組でよくみかけたザブングルというコンビのお笑い芸人のネタです。
「悔しいです。」
の方が有名かもしれませんね。
水木しげるはテレビ局でザブングルに出会ったときに、
「おったっー!」
と大声をあげたそうです。
言われてみれば、ザブングルの加藤という人は妖怪としか思えないような顔をしています。ずいぶん前に聞いていた話なのですけどふと思い出してインターネットで顔を確認してみました。すると、水木しげるの発見が真実だという事に気がつきました。
ザブングルのボケ担当加藤歩さんは、頭部に打撲の跡があるのが明らかです。
名指しで、
「あの人の体悪いで。」
みたいな事をいうのはちょっと問題がありますけど、妖怪ならば仕方ないとご容赦願いましょう。ただ、彼は悪い妖怪じゃないですから、顔かたちをみればわかるというだけにとどめて詳しい説明は省きますね。
もしかしたら生まれつき頸椎に問題があるという可能性もありますが、その場合だと子供の頃にアトピーだったり、喘息だったりの傾向があったのじゃないでしょうか。その場合、写真でみた感じだとたぶん後者かなぁとは思えますけどね。
歩という名前で、自分の顔が将棋の歩の駒と似ている事を形を自虐する事があるそうですけど、自分の弱点ともいえる身体的特徴を活かしてネタを考えているといえます。生まれが1974年で私とほぼ同年代だと思うと、そろそろあちこちにきつめの不調を感じ始めているのじゃないかと思われます。まぁ、若い頃から頭痛もちで、肩やら首やらのこりがきついとかいっていただろうと思いますけどね。最近はテレビではみかけなくなったので、元気にしているのか知りませんが、勢いがなくなっているのでしたら体が辛いのじゃないかと思われます。
驚きなのはそれをぱっと見で見破った水木しげるですね。
今の世の中じゃ、自律神経のせいですみたいに言われていることは、一昔前じゃ、
「妖怪の仕業です。」
といわれていました。
ずっと妖怪を探していたという事もあるでしょうが、やはりヒット作を生み出すような人の感性というのは半端なものじゃないということでしょう。
なお、もしかして私のみたてが大外れだとしても、それはきっと妖怪の仕業です。私は何にも悪くないということはご了承ください。
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