薬の副作用と起立性調節障害の話
2017年04月26日
先日、腹のたつ相談がありました。
「中学生なのだけど学校へいくことができない。」
という内容のものです。
このセリフは何回もここで書いているように思いますが、こういう相談が非常に増えています。ちょっと気の利いたお医者さんだと、こういうとき、
「起立性調節障害の疑いがある。」
とか言うようです。
実際、そんな事をいわれたということでこられる人も少なからずいます。
この中学生は、ある体の問題で通院していたのです。その病院で
「学校にいけなくなってしまっている。」
と相談してみたのですが、
「それは大変ですね。」
と受け答えするだけでまともにとりあってくれなかったそうです。
さて、ここまでくれば私がいったい何に腹をたているか予測ができるのではないでしょうか。答えは簡単で、彼が学校へいけなくなっているのは薬の副作用が原因だからです。
最近の薬は病気の症状を抑える時に死なない程度に内臓の機能を落とすという事をやっています。目先の症状しかみていないだけで、そういう事を意図はしていないのでしょうけどね。ただ、結果としてそんな事になっています。薬の効果がテキメンにかわってきたと思える近年では副作用も強く現れてきますが、現在の医療技術はその副作用をまったく観測できていないというわけです。
最近、本当にこういう相談が増えてきています。
正義感とか道徳観とは縁遠い私でも怒りで気が狂いそうになっています。副作用が原因だというのがただの妄想で私の頭がおかしくなっているだけだったらいいのですけどね。どう考えても、今はこういう結論しかでてきません。私のみている感触だと起立性調節障害の半数ぐらいは薬の使いすぎが原因です。
関連カテゴリー<
起立性調節障害
>