男性の不妊
2016年09月03日
実は男性の不妊について相談をされたことはありません。
ですから、表向きにはまったく別の問題で相談にこられていたのです。ところが、体の状態をみていくにつれて、
「おそらく性に関わる問題があるのじゃないか?」
と思えたので、質問してみたところ、
「実は子供ができない。」
ということでした。
まぁ、あまり詳しくは紹介するつもりはありませんが、それを体をみてわかるということですから、どうすればよくなるかもわかるのは当然のことです。
実は、ちょっと前に男性の不妊について考えた事がありました。
なぜかというと学生の頃の友人がまったくおなじような事が理由で子供ができないために、体外受精なども試していたからです。ですから、どういうことが体に起こっていれば、そのようになるかを考えてみたことがあり、そのせいもあって今回の問題に気がついたのだと思います。
体外受精は、男性の方の体に問題があるのに、問題のない女性に大きな負担を強いる方法だそうです。とても元気だった奥さんが薬づけになって、それでもうまく妊娠することができず苦しそうにしているのをみるのはとても辛かったそうです。
そんな話をしたあと、
「じゃあ、子供ができるようにしましょう。」
なんて答えていました。
そして、半年ほどたったある日、
「あれ、ちょっと体の様子がわかってきましたね。」
と声をかけたところ、
「実は、検査にいってきたのですが、これなら普通に子供ができると言われました。」
ということでした。
今から思うと、できるようになるという確信があったにしろ、実績もないのに、ずいぶんと安請け合いをしたといえるかもしれません。
ただ、最初にこられたときの課題はまだ残っている状態で、体はまだまだよくなる余地が残っていたりします。生殖能力というのは体が万全である必要はないのだなぁ、落ち着いて考えてみれば当たり前の事を確認したような気がしています。
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