お酒と自律神経の関係
2014年08月26日
「酒は百薬の長。」
なんていう言葉があります。
確かに、これはウソではありません。上手にお酒を飲めれば体にはよい影響をあたえることができます。でも、それが実践できている人など見たことがありません。
「1日缶ビールを1杯。」
とかいって飲んでいる人などには、
「それはいったい何の基準ですか?」
と、意地悪に問い詰めたりすることもあります。
奇妙な事に、お酒の飲み方を教えた方は、お酒の飲み過ぎで体を壊すという事がしばしばあります。お酒が飲みたい人は、都合よく解釈して体を壊すまで飲みつづけてしまうからです。そして、
「こういう風に飲めといったじゃないか!」
と私に苦情をいってきたりします。
私が指導したとおりに、できていないから体を壊しているという発想がでてくることはないようです。
「だからあなたは体を壊すだ。」
と、いう具合に説明します。
お酒ですが、基本的に酔っ払うまで飲むとダメです。
酔わないと飲んだ気がしないという人は、お酒の味を楽しんでいるのではなく、酔っ払っていい気分になっているだけです。行動としては麻薬をうっているのとあまりかわりがありません。
こういうのはお酒を楽しむとはいいません。
お酒の味のわかる方は、酔っ払うような飲み方はしないものです。酔えば味覚が鈍くなってきて味や香りがからなくなってきますからね。
辛いことや嫌な事があって、酔いたいということもあるでしょう。
それは否定しませんが、毎日そんな事をやっていれば体が壊れてくるのは当たり前といえます。
毎日、缶ビールを1杯飲んで酔っ払っているのでは自律神経の働きが悪くなってくるという事です。
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