ホントに栄養がたりないのか?
2013年10月11日
人間の構成要素というと以下のようなものだそうです。
水35リットル
炭素20kg
アンモニア4リットル
石灰1.5kg
リン800g
塩分250g
硝石100g
硫黄80g
フッ素7.5g
鉄5g
ケイ素3g
その他少量の15の元素
細胞66%、細胞外液24%、細胞外固形物10%
鋼の錬金術師というマンガからひっぱってきました。
実際の人間でも、人間の体を構成する物質は解明されています。
でも、れらの物質や元素をあつめて火にかけたり、冷やしたりすると人間になるか?
そんな事がありえないのは、どなたでもわかることでしょう。
さて、これを健康ということに置き換えて考えます。
多くの方は、栄養がたりないと、質のよい栄養をとれば体が元気に健康になると考えてしまいがちです。ところが、いくら良質の栄養を摂取したって、それは錬金術で人間の体を作ろうとしているのと同じです。
どんな良質な材料を集めたって、それを人間たらしめるのはいったいなにか?
という事が完全に欠けているのです。
残念ながら、それがなにか?というのは私にもよくわかりません。ただ、食事で摂取した栄養が効率よく体を構成しているか?ということは自律神経の状態を確認する事でわかります。
さて、こういう視点で体をみてゆくと理想的な状態がどういうものか?
ということがわかります。それは、
「すくない栄養で効率よく吸収できる。」
というのが理想的な状態といえます。
栄養はすくないほうがよいのです。ぜひ知っておいて欲しい事の一つです。
関連カテゴリー<
ブログ
>