ブログ「日々整体」

体に聞く

「こういう運動をしているのですがいいのでしょうか?」
「○○な食事を心がけているのですがいいのでしょうか?」

などといった質問をよく頂きますが、この手の質問にたいしてのわたしの答えは決まっています。

「体にきいてください。」

たとえば、ある運動方法があったとします。
話できいて、テレビでみて、やってみたとしましょう。それが本当によいものだとしても、それをしくできているか?そういう事がわたしにわかるわけがありません。

確かに、わたしも専門家ですから動きをきいてそれがどういう事を意図してやっているか?というのはわかります。

しかし、質問してこられたかたが、その運動の意図を理解して動きを毎日くるわせずにきちんとこなせているか?なんていうことは判断できません。せいぜいが、体の状態をみたときに、おかしなことをやっていればどこかしらにバランスがくずれてくるので結果としておかしいという判断は可能でしょう。

これは食事などについても同様です。
体調の善し悪しで必要な栄養の成分などはかわってくるのです。毎日決まった物を食べていればいいなんてことはありません。

ところが、こういったことを正確に把握しているものがあります。

それが体です。

たとえば、食べ過ぎれば必ずがもたれる。
といった具合に体はかならずなにかしらの事を教えてくれます。
ところが、多くの方が、もたれた胃で一生懸命体にいいというものを食べる。ということを続けておられます。体はきちんとどういう状態かおしえてくれているのにそれを完全に無視してしまっている。そのために体をバランスを崩してしまっています。
運動や食べ物体にいいもの、いい事をしたときに体にからなず何かの反応があるものです。

・運動して汗をかいたら気分がよくなった。
・野菜を積極的に食べたら便通がよくなった。
・お酒を控えたら体が軽くなった。

これらはすべて体が教えてくれるはずです。ですから、何か知りたいことがあったら体にきいてみればいいのです。
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耳鳴り(耳なり)が3週間で止まりました

耳鳴り(耳なり)は一度なりはじめるととめるのに時間がかかる傾向があります。
ところが、先日、あっというまというか3週間で止まる人がいました。そこで、なにがよかったのか、振り返って考えてみると以下のような事がポイントではなかったかと思います。

1.飲酒を辞めた
体の状態をみたときにすぐにわかったのは毎晩飲酒をされているということでした。そこでお酒をやめるように指導をしました。すると素直にお酒をやめられました。

多くの方は、こうはいきません。
お酒の飲み過ぎで耳鳴りになることが理解できないからです。確かに、飲酒が直接耳に影響をあたえることはありません。しかし、飲酒は自律神経の働きを悪くしてしまいます。実際、日常的に飲酒をされている方は体をチェックするとすぐにわかります。

「1日1本だけです。」

とかいっている人はとくにその傾向が高いといえます。
そんな方には

「1日1本なら大丈夫とういのはいったい何を根拠にいっているのか?」

と質問しています。


2.早めに対応された
耳鳴り(耳なり)でいきなり命を落とすことはありません。
そのため、しばらく様子をみようという事になりがちです。そのためどんどん悪化させて、我慢できなくなったころには、かなり悪い状態になってしまっているのです。

この方の場合、自覚できる症状がちょっと重かったこともあり。早めに相談にこられました。体の問題は何事もそうですが、対処は早ければ早いほど回復は早くなります。


耳鳴り(耳なり)でお悩みの方はこの2点について振り返ってみてはいかがでしょうか?


耳鳴り(耳なり)は耳に感じる異常ですが、耳だけに問題があるわけではなく体に起こっている異常の警報のようなものです。

「火事の警報がうるさいので警報をとめてくれ。」

というのではちょっと困ります。
考えなければいけないのは火事を消化するということです。



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冷えは万病のもと

ここ1週間ほど、急に冷え込みました。
そのため、

「急に調子が悪くなった。」

そういって駆け込んでこられる方が後をたちません。

さて、冷やして体の調子を崩しているのですから整体としては簡単で、冷えとりと、冷えでいたんだところを整体してあげれば事足ります。

問題は、冷やしておかしくなった。

ということに大半の方が気づいていないことです。

冷えは万病のもと

どこからきた言葉かしりませんが、古くからある言葉です。どなたでも一度はきいたことがあるでしょう。

ところが多くの方は、体の調子が悪くなった原因を、

・姿勢が悪いから
・重い物をもったから
・体がゆがんでいるから

などなど。
というわけのわからない物にもとめてしまっています。

答えはいたってシンプルで、単に体を冷やしただけです。

体を冷やしてしまい、冷やしたことに気づけないにぶい体の感覚が根本的な原因というわけです。

冷えは万病のもと

この言葉は常に念頭においておくといいでしょう。
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冷えと胃の調子の関係

胃の調子が悪くなりやすい時期というのがあります。
春と秋がその時期になるのですが、季節の変わり目に胃の調子が悪くなりやすいのは冷えが原因です。

ところが、体を冷やして胃の調子が悪くなる。
ということにぴんとこない方がほとんどのようです。そのため、

・食べ過ぎたから
・なんでか調子が悪い

そんなふうにあいまいにしか原因が思いつかないようです。

さて、ここ2日ほどで、整体をさせて頂くすべての方が胃の調子を悪くしておられます。たいてい年末ぐらいから調子が悪いとのことです。振り返ってみるとそのあたりから急に寒さがきつくなってきたと思います。

人間の体というのは気候の変化に影響うけます。
体が冷えて調子が悪くなっているのに、その冷えをほったらかしにしては絶対によくなることはありません。

整体をさせて頂く方には、「まずは服を着てください。」といわざるをえないような方もすくなからずおられます。

話がそれました。

体を冷やすと胃の調子が悪くなります。
でも、おおくの方は暑さ寒さに対してとても鈍感です。そのために冷えたという自覚をほとんどもたないまま、胃の調子を崩してしまっているようです。
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