ガンの話 その1
2021年03月31日
何を隠そう私にはガンを治してしまった実績があります。
まぁ、何年か前にいくつかの偶然が重なって、
「治ってしまった。」
というのが実際ではありますけどね。
しかし、ガンが見つかって、そのガンが消えるという時の体の変化を私は観察したことがあるという事です。この時の経験からガンに対する考え方が大きくかわりました。
ガンというのは不治の病だという認識の人が多いでしょうか。
最近は、適切な治療をすれば治るなんていう謳い文句をみかけますけど、
『ガンが治る』
という発想、表現がそもそもガンについての理解を誤っているからだと今では考えています。
『ン細胞っていうのは、我々人間にとって異物でしかないものなのか?」』
『ガン細胞というのは、必要があって生まれてくるものだとしたら?』
それはどういう理由で、必要とされるのか?
おそらくこんな発想のできる人は、ガンが消えたという状況の変化を観察したことのある私だけでしょう。
当然ですが、ガンが消えたのは投薬とか手術とか医療によって消えたわけではありません。だから、そういうつもりで読んでもらえるといいかと思います。
10代の女性だったのですけど、気胸に繰り返しなってしまうという事でした。
気胸というのは肺に穴があくと表現される病気です。実際に、この目で穴が空いているのをみたことはありませんが、穴があくという表現は正確じゃないと思います。たぶんですけど、皮膚が荒れて血が噴き出すというようなイメージが肺の表面で起こるというのが近いのじゃないでしょうか。 だから、肺の一部分がもろくなって崩れたり、破れるという感じが正解じゃないかなと思います。
それで、彼女の体の様子をみると肺がちゃんと動いていないという事が見て取れました。
それじゃという事で、肺がちゃんと動くように整体すればいいのじゃないかと考えた訳です。
肺がちゃんと動いていないというのをどうやって評価するかというと、呼吸器に関わる骨の状態をみて判断します。見た目でいうなら、胸板が厚い、線が細いなんていう人は肺の働きが強いとはいえません。
女性だと胸が小さくなりますね。
筋肉をつけてバストアップなんて話をたまに聞きますけどナンセンスです。胸を大きくしたいのであれば筋肉をきたるのではなく肺の力を大きくする事です。逆にいうと、胸のサイズが大きいということは、肺がしっかり働いているということです。男性が、胸の大きな女性に魅力を感じるというのは、肺がしっかり働いて健康だからという事でしょうね。
BMIなんかの指数に照らし合わせて、体重がこれぐらいなければいけないなんていう考えは体質、骨格を無視したものです。
生まれつき肺が小さい人なんかは、スレンダーな体型になりますし、肺の大きな人は大柄な体格になります。オペラ歌手なんかをみると、体の大きな人が多くなるのは肺が大きいかどうかなんていう事が大きく関わっているからでしょう。
話を戻します。
実は、私が初めて彼女の体の様子を観察した時、すでにガンができていたと思われます。
しかし、それがみつかるのはこの整体の後に医者にいって検査をした時の事になります。この時、ガンについては今とは違った考え他をしていましたから、もしかしたらガンがあることをしっていたら違う事を考えて整体を行っていたかもしれません。だから、この女性はとても運がよかったという事がいえるかもしれません。
それで、1~2回でしたけど、整体をして、それなりに元気になってきたと思われたところで、検査で肺にガンができているのが見つかりました。
医師は、
「落ちついて聞いてください、肺にガンがみつかりました。ので、この次、精密検査をやって、その結果をみて、ご家族と話あってから治療方針を考えましょう。」
なんていう話をされたそうです。
この時、私は、体が変化してきたと思っていましたから、
「ふ~ん。」
という感じで話を聞いていました。
その時は、こんな事を考えていたように思います。
ガンが見つかったとなると医療は患者にほとんど選択肢を与えてくれません。 医師が用意した選択肢以外を選択させないように脅しをかけるというのが正確な表現だと思いますけどね。一応、選ぶ余地があるような説明をしてくるのですけど、医師とか医療にとって都合のよい選択以外は選べないように追い込みをかけてきます。これこれ、こういう恐れがあると脅して、
「そこから逃れるためには戦わなくてはならない。」
なんて具合に、勝ち目のない戦争をけしかけてきます。
だから、もう謎の戦いをはじめて整体にはこなくなってしまうのだろうなぁと、そんな事を考えていた記憶があります。
たいていの方は、恐怖に思考を支配されて生き残るためには医師の言うことを120%聞かなくてはいけないという風に考えるようになってしまいます。
だから、精密検査を受けたあとは、もうこなくなるだろうと思っていました。
ところが、整体を受けた後にまたやってこられました。
そして、
「ガンがなくなっていました。」
そうおっしゃられたのです。
先に述べたとおり、この時点ではなんの治療も行われていませんでした。
もちろんですけど、そこそこのサイズの腫瘍が見つかっていたようですから誤診という事でもないようです。だから、整体でちょっと体の調子が整ったらガンが消えたと考えていいのでしょう。つまり、肺の動きが悪くなっていたのが、それなりに活動できるようになったらガンが消えた訳です。
この経験を経て、私のガンに対する考えは大きく変わりました。
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