めまいや耳鳴りの原因について
2020年12月03日
手の感覚でわかることは多くの人が思っている以上に多いようです。 ただ問題があっては、私がわかることをちゃんと理解できるように伝える事は難しいという事だったりします。一応、骨を押さえて、 「この骨がおかしいでしょ?それが原因でめまいや耳鳴りを起こしているのですよ。」 なんていう説明はできますけどね。 その骨に問題があるからといってどうしてめまいを起こすかというのはやはり漠然としか説明ができていません。 めまいだと、ほとんどの方がこんなふうに揺れるとか回転するとかいうのを訴えてくるわけです。 その話を 聞いて、だいたいどういう事が起こっているかは想像はできます。でも、その私の認識とご本人の認識がまったく同じかというとたぶんかなりずれがあるだろうと思われます。 耳鳴りでも同様です。 じぃーという低い音が鳴るとか、キーンという高い音とか言われても想像はできますけどそれをご本人が感じている音と私の認識を一致させるということは不可能でしょう。 音の場合は、私が絶対音感を身につけてドの音が鳴り続けていますとか言われたら認識の一致はできるのかもしれませんけどね。でも、めまいだどとうでしょう。タンスの角の小指をぶつけて打ち身があるだけでも揺れ方は変化をする事でしょう。つまり、めまいの揺れ方とか耳鳴りの音から体についてどういう考えようというのはちょっと間違えているという訳です。 私はそれを手の感覚で確認します。 めまいや耳鳴りだと、頸椎2番と5番にたいてい問題があります。ただ、骨というのはそれぞれ単独で考えるとうまく説明できない事が多いです。だから、わかりやすくするために頸椎というのはポイントになる骨が3つあると考えるといいでしょう。 どういうことかというと、頸椎は2,5,6番の3つが三角形を描くように頭を支えている だからどこかの骨がバランスをくずすと他の2つの骨も同様にバランスを崩してしまうと考えるといいでしょう。 一応、補足をしておくと、頸椎2と3番は一括りで考えた方がいいケースをちらほらみかけます。 2番か3番が片方狂うと、もう一方もやはり狂ってくるわけです。ただ、ここまで考え始めると多くの方はチンプンカンプンになってしまうかもしれません。だから、意味不明に感じるようだと頸椎2、5,6番の3つの骨で体のバランスをすべて保っていると考えるといいですね。 それでこういう具合にあれこれと説明はできるのですけどやはり最初に話が戻ります。 骨に問題があるということについて自覚することが難しい訳です。何しろ、骨の機能の問題をめまいや耳鳴りとして感じているわけです。 まぁ、平たくいうとめまいや耳鳴りというのは骨の働きに問題があるときに起こるわけです。