ストレッチの話
2018年04月27日
ストレッチというネーミングに問題があると考えています。
だから、
「ストレッチは体をいろんな方向に曲げて筋肉を伸ばすものだ!」
みたいにほとんど人が勘違いしてしまいます。
だから、
「ストレッチとはなんぞや?」
ということを理解しないままこうやって手を伸ばすんですよ、ということをやってしまいがちです。まぁ、プロとしてやっている人でも
「気持ちよい程度にやりましょう」
みたいな、中途半端な説明しかしていないことの方が多いですから仕方ないんですけどね。今の世の中、多様性に富んでいますから、人の数だけストレッチというものがあるといっていい状態なのかもしれません。
ただ、私は
「そんな優柔不断で半端なことをやっているから駄目なんだ!」
と、つい言いたくなってしまうわけです。
ストレッチって上手にやればいいんですが、やり方を間違えていると体を痛めることの方が多いのです。毎日ストレッチやってますとかいう人で、ちゃんとできている人など見たことがないのもありますね。
スポーツなんかやっている人だと、丁寧にストレッチをするんだけど他の人比べて怪我が多い人なんて周りに一人ぐらいはいるんじゃないですかね?ストレッチは筋肉を伸ばすものだという考えでやっているとこういう事が起こります。筋肉なんか伸ばす必要はまったくないんですよ。
で、ストレッチが何かと言うと、
「頭のてっぺんから手足の先にまで酸素を送り込む事。」
だと考えるといいんじゃないですかね。
こういう事ができた時に、
・体がぽかぽかしてくる
・目が開いて周囲が明るくみえる
・手足の可動範囲が大きくなる
みたいな変化が体に起こります。
トップアスリートたちのインタビューを聞いていると、こういう事をよくいっているんですけどね。インタビュアー、記者、メディアたちにそれを伝える感覚とか力量がないのでそれをうまく私たちに伝えてくれていないことがおおいです。大きな競技会の解説なんかでも元トップ選手がやってくれると、身体感覚や肌感覚について語ってくれる事があるのですが、多くの場合はそいういうのは全部無視されちゃっていますね。もったいないことです。
わかりやすいのだと、北島康介さんがやった、
「超気持ちいい!」
って奴ですかね。
これはいったいどういう感覚なのかと、他の選手を蹴散らして一等賞をとったサル山の大将のセリフだと捉えていると間違えるんじゃないですかね。
まぁ、こういう事を考えながらストレッチやるとそれなりに意味があるのじゃないでしょうかね。
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