じん麻疹の整体
2016年10月21日
「毎日、夜になるとじん麻疹がでるんです。」
そういう相談がありました。
じん麻疹がでたときにどの科のお医者さんに相談するかというと、皮膚科だと思うのではないでしょうか?しかし、じん麻疹の起こっている人には肝臓の働きに問題が見つかります。
ただ、じん麻疹は無理に止めてはいけません。
ジンましんとういのは、たいていの場合は、体の中にたまった毒素を外に出そうとする働きです。ですから、塗り薬などでじん麻疹に蓋をして抑えてしまうとその毒素が腎臓の働きを悪くしてしまったりします。ですから、痒みがひどいときだけ市販のかゆみ止めをぬってあとはほっておくのがよいといえます。
ただ、それが毎晩となると話が変わってきます。
寝る時間になると、じん麻疹がでるということですから原因はすぐにわかります。副交感神経の働きが優位になりすぎてアレルギーを起こしているわけです。
「副交感神経をたかめることが大事です。」
と考えている人が多いのですが、それだけでは理解不足です。副交感神経が優位になりすぎると体がアレルギーっぽくなるということは知っておくのがよいでしょう。世の中を見渡すと、花粉症にはじまって、食品アレルギーがやたらと増えているとはおもわないでしょうか?これは副交感神経が優位になりすぎている人が多いからですね。
私の経験では、やっかいなじん麻疹というのはありません。
じん麻疹の整体のポイントは、胸椎4番、胸椎9番です。それぞれ心臓、肝臓の働きに深く関わる骨です。心臓の働きがどうして関わるのかよくわかりませんが、心臓の働きを整えると早くおさまりますね。それにプラスして、そして額にあるアレルギーの調整点を抑えておくと今回のような毎晩じん麻疹がでるというようなケースには有効だと思います。実際、数年つづいていたそうですが1ヶ月ほどでおさまってしまいました。