ブログ「日々整体」

視力のよもやま話

少し前に気がついたことなのですが、視力が弱い人は頚椎2番をうまくうごかせなくなっています。
確認するもっとも手軽な方法は、首を固定したまま目だけを動かして左右をみることでしょうか。視力の悪い人はうまく動かせず首を動かして左右をみようとします。

まだ、それほどたくさんの人の頚椎を確認したわけではありませんが、この考え方を基本に据えると様々な人の視力の様子がわかるようになるのではないかと思います。

これを知っていると霞んだり見えにくくなった視力を回復する方法も思いつきます。
首の運動としては頚椎2番だけを動かすことで顔は少し左右にむかせることができます。ですから、目を固定して頚椎2番だけを動かして顔を左右に向ける運動をしているだけで目がよくみえるようになったりします。これは私自身が試してみたら、間違いがないようにも思えます。ちょっと難しいのは頚椎2番だけを動かして左右に顔を向けるということでしょうか?

動く範囲は左右15度ぐらいでしょうか?
ただ、目の悪い人はこの動きがうまくできないということがいえるので、試してもらってもあまり意味が無いと思います。ある程度視力がある人は、パソコンなんかで目が疲れたときに、頚椎2番をちょっと動かしてやるとぼやけていた視力がすっきりとしてくるはずです。

興味深いのは運動能力が高い人でも視力がよくない人がいるということでしょうか。
頚椎2番の稼働性は運動能力にあまり影響しないということがいえるわけです。まぁ、単純に考えれば早く走るだけであれば、高い視力は必要ないということなのでしょう。ただ、野球などであれば頚椎2番を柔らかく動かせるようになれば、動体視力もあがってくると思えるので打率はあがってくるのではないかと思いますけどね。

そういえば、映画メジャーリーガーの主役のチャーリー・シーンは、視力が悪いせいでコントロールが悪いというというストッパーを演じていました。メガネをかけたら活躍をはじめていましたが、精度のいる運動をするために頚椎2番はあまり重要ではなく見えてさえいればよいということなのでしょう。


さらに余談ですが、これは動物などでも同じことがいえると思います。
ですから、視力が非常によい動物は首が柔らかく動くのではないかと思います。ぱっと頭に浮かぶのは、ふくろう、ワシやタカなどでしょうか。目が正面についていて首が柔らかく動いている感じはしますよね。


頚椎2番を柔らかく動かせるようになるためには、目を動かす練習をするのがよいのではないかと思います。柔らかく早く目が動くようになれば、視力はあがってきます。私自身が一時期落ちた視力をこの方法で回復させたことがあるので、視力をあげたい方は試してみる価値はあると思いますね。

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不妊の話いろいろ 

先日、男性の不妊について書きましたが、実は、男性の不妊は、


「このような体質の人で、こうなっているせいでおこるのだろう。」


という予想していたのですが、まったくそのままの体の状態でした。
男性の不妊の原因は、簡単にいってしまうと、右の骨盤に問題があって副交感神経の働きに問題があるといっていいでしょう。ただ、こんな言い方をすると、


「あぁ、そうか、それじゃリラックスして副交感神経を高めればいいのだ。」


なんてほとんどの人が安易に考えてしまうのですから、とてもやっかいな世の中といえます。
生兵法は怪我の元なんていう言葉がありますが、このような知恵ともいえない、ちょっとした豆知識で崩れた体のバランスをどうにかしようと考えてしまうから多くの人が体を壊してゆくのです。


まぁ、人間の体というのは全員違いますから、すべての人に同じことが起こっているとはいえません。
しかし、1つうまくいったケースがあると、どのような事が原因であっても、たいていは応用がきいてしまいます。どうしてかというと、


「どのような状態になれば子供ができるようになるか?」


というのがわかってしまうからです。
それに照らしあわせて考えれば、何が原因でどうすればよいかなんていうのを見つけ出すのはそれほど難しくはありませんからね。


ただ、女性の場合はちょっと事情が違います。
女性の場合は、体がどうこうというより、体を冷やしていたり、食べ過ぎていたりと生活習慣に問題があることがほとんどです。だから、原因もすぐにわかるし、何に注意すればよいかもすぐわかります。

ところが、


「子供が欲しいというのは口だけで、本心から子供を産みたい。」


と思っている人はかなり少数のようだというのが私の印象です。
だから、ほとんどの人は生活習慣を改めようとはしませんし、一時的に改めてもすぐに元に生活にもどしてして子供を生みにくい体にもどしてしまいます。話していても、


「親族が孫はまだかと、口うるさいので表向きには子供ができるように努力しています。」


という本心がチラチラと見え隠れしたりします。


やっかいなのは、そんな駄目な体の状態でも妊娠してしまうことがあることでしょうか。
私の友人で、


「よくこんな体で子供が産めたね。」


と、ついいってしまった人がいました。
その友人のご主人は、次の子供の出産の時には、産科の医師に


「母子ともに駄目な可能性があるので覚悟しておいてください。」


と言われていました。
幸いなことにその友人は、今では母子ともに元気にすごしていますけどね。子供というのは妊娠さえすればいい、出産さえすればいいというようなものではないというのを忘れないようにして欲しいものです。
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男性の不妊

実は男性の不妊について相談をされたことはありません。
ですから、表向きにはまったく別の問題で相談にこられていたのです。ところが、体の状態をみていくにつれて、


「おそらく性に関わる問題があるのじゃないか?」


と思えたので、質問してみたところ、


「実は子供ができない。」


ということでした。
まぁ、あまり詳しくは紹介するつもりはありませんが、それを体をみてわかるということですから、どうすればよくなるかもわかるのは当然のことです。

実は、ちょっと前に男性の不妊について考えた事がありました。
なぜかというと学生の頃の友人がまったくおなじような事が理由で子供ができないために、体外受精なども試していたからです。ですから、どういうことが体に起こっていれば、そのようになるかを考えてみたことがあり、そのせいもあって今回の問題に気がついたのだと思います。

体外受精は、男性の方の体に問題があるのに、問題のない女性に大きな負担を強いる方法だそうです。とても元気だった奥さんが薬づけになって、それでもうまく妊娠することができず苦しそうにしているのをみるのはとても辛かったそうです。

そんな話をしたあと、


「じゃあ、子供ができるようにしましょう。」


なんて答えていました。
そして、半年ほどたったある日、


「あれ、ちょっと体の様子がわかってきましたね。」


と声をかけたところ、


「実は、検査にいってきたのですが、これなら普通に子供ができると言われました。」


ということでした。
今から思うと、できるようになるという確信があったにしろ、実績もないのに、ずいぶんと安請け合いをしたといえるかもしれません。

ただ、最初にこられたときの課題はまだ残っている状態で、体はまだまだよくなる余地が残っていたりします。生殖能力というのは体が万全である必要はないのだなぁ、落ち着いて考えてみれば当たり前の事を確認したような気がしています。
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