極論はだめだろうという話
2016年02月12日
最近は食事を減らすとよいというのが流行り始めているようです。
書籍というのは極論しないと売れないという傾向があるので仕方がないとは思うのですが、タイトルだけ並べてみると無茶苦茶という印象がありますね。
「3日食べなきゃ7割治る!」
「軌跡が起こる半日断食」
「できる男は超少食」
「生き残る男は細マッチョ」
「食べない人は病気にならない」
「食べない健康法」
「断食が健康のための最高の方法だ!」
ささっとAmazonでチェックしてみるとこんなところでしょうか。
内容とタイトルが一致していないものもあるでしょうから、良書も混じっていると思いますけどね。
確かに、私も、
「朝飯を抜きなさい。」
と指導します。
しかし、朝飯を抜けば健康になるとは一言もいっていません。
いつもいいますが、これが、
「お金持ちになる方法」
だということであればみなさん慎重に判断されるのです。しかし、体のことになると途端に幼稚になったりします。
わかりやすい言い方をすると、
「適切で適度な運動は健康にプラスに働きますが、運動すれば健康になるわけではない。」
ということです。
体を壊している人は、運動のやり方がまずいことも少なくありません。健康というものはとてもかけがいのないものですから、常にもうちょっと踏み込んで考えてみて欲しいのです。
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