ブログ「日々整体」

外反母趾の話

体の悪い人に外反母趾の人は少なくありません。
外反母趾気味という人も含めると、「体が悪い=外反母趾」といっていいかもしれません。外反母趾というのは足の親指が変形してくるものだと考えると、現状は痛いということはないけど、ほっておくとそのうち痛み出すだろうという人はとても多いからです。

外反母趾の整体はそれほど難しいものではありません。
もちろん大きく変形してしまった場合は、親指の骨が元に戻るということはおそらくないといえます。しかし、外反母趾は変形しているから痛みがあるのではありません。ですから、変形した骨を手術で形成しなおしても、たいした成果はあがらないのではないかと思います。一時的には楽になってもまたすぐに痛みだすだけではないでしょうか。

余談ですが、このような話は足だけでなく、


「この骨の変形が原因で肩こりや頭痛がする。」


という人もいますが、私の見る限り見誤りだと思えることの方がおおいですね。


とりあえずは、ポイントは変形しているかどうかではなく、痛いかどうかだと考えてください。
骨が変形していれば必ず痛みがでてくるわけではありません。自律神経の働きが悪い、体が悪いという人の中には足の親指が変形している人は少なくありません。


「たまに痛くなる。」


という人もいますが、整体してゆくく痛みを感じることがなくなってゆきます。もちろん親指の骨は変形したままの状態でです。体が整っても痛みがなくならなかったという人は過去数年を振り返ってもちょっと思いあたりませんね。程度によりますが、変形した親指が元にもどることも珍しくありません。


外反母趾の直接的な原因というと、

gaihan.jpg
小指の骨に重心が集まる


写真のように小指のこの部分の骨が悪くなっています。
体の重心がおかしくなっているとこの骨の動きが悪くなるのです。この部分の骨は外に尖った箇所があるのですが、そこに触れると痛みを感じることもあるでしょう。そして、この外側の骨が悪いと内側の親指の骨が変形してくると考えてもらとわかりやすいでしょう。

外反母趾が辛い人は骨の変形を手術で治してしまう人もいるようです。
しかし、よくても痛みがちょっとましになるぐらいではないでしょうか。結局のところ、根本的な解決にはなっていないのでまた痛くなるか、下手をすると今度は親指ではなく内臓機能に問題がでたりすることも考えられますね。小指の骨の働きというのは排泄に大きく関わっているからです。

また、「運動不足が原因だ!」という説明をしている人がいますがこれも問題ですね。
小指のこの骨が悪くなっている人が、何も考えずに体を動かすとかえって体を悪くしてしまうからです。やればやるほど外反母趾が進行することもあるでしょう。狂った重心で一生懸命に体を動かしたら、体のバランスはますます悪くなってくるのは道理といえます。

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