実力不足だなぁと思う時
2015年07月03日
「もうちょっとで体が変わるな。」
そう私がそう判断して伝えていても、具体的にいつ変わるか?というのがわからなければ本人にとってはあまりピンとこないことがあります。
最近もひどいめまいで苦しんでいた人がいたのですが、もうあと1歩というところで1ヶ月程度足踏み状態になってしまったので我慢しきれず来なくなった方がいます。
「あとちょっと辛抱してもらえればよかったのだが・・・。」
と思わないではないですが、
「じゃあどれぐらいの期間を我慢すればよいのか?」
というと、正確な予測をたてるのが難しい事もあります。
この方の場合は、体に特殊な事情があったので安易な事もいえませんでした。しかし、もったいないなぁというのが私の正直な感想です。何年もめまいが続いてまともに外出もできなかったのがあと一息でなんとかなりそうな気配だったのですから。
めまいや、耳鳴りが解消するときの経過は、少しづつ良くなる、軽くなるという経過はあまりありません。ある日突然、
「そういえば今日はずいぶん楽になっている。」
ということに気がつくことの方が多いのです。
わかっていても待ちきれないというのもわからないではありません。本人がじれる前に結果をださせるというのも整体師として必要な要素なのでしょう。