血小板が少なくなる体とは?
2014年07月25日
「子供の血小板がすくないのがなんとかならないか?」
と相談を受けたことがあります。
血小板というのは、血管に傷がついたときに、その血管の傷を塞ぐという役割をしています。これがすくないと血が止まらないという事がおこります。
小さい子供ということもあって、怪我して血が止まらなくなったら大変ということで入院していたそうですが、経過をみるしかなくなっていたそうです。
こういう体の問題で、ぱっと思いつくのは胸椎8番という骨です。
胸椎8番は、わたしは生命力の源だと考えています。ですから、ここが悪いと生きるチカラがなくなると解釈しています。だから、体になんの異常がなくても胸椎8番が悪いと生きる力がありません。老齢の方で、8番が悪いければ命数が尽きていると判断することもあります。
今回の場合は、小さい子供だったので、なんらかの理由で胸椎8番が悪いのではないか?と予測したわけです。
さて、胸椎8番の状態を確認すると、左側に硬結がありました。
硬結というのは、ぷよぷよとしたゼリー状のものだと考えてもらうとよいでしょう。お医者さんが使う硬結という言葉とは全然違いますのでご注意ください。
「おそらくこれだろう。」
ということで、この硬結をとるように整体をしてみました。
その後、血小板の増減のゆれはありましたが、2ヶ月後ぐらいには安心できるぐらいには血小板の量が増えてきたそうです。まぁ、数回整体をしたところで、その子はすごく元気になっていましたから、これは大丈夫だろうとすぐに思いましたけどね。
さて、まれにこの手の難しい病気についてもっと詳しく説明して欲しいといわれることがあるのですが、はっきりいって理屈など私にはうまく説明できません。
私は体を見て、悪いところを探して、そこを整えるということをやるだけです。
「胸椎8番が悪くなったら血小板が少なくなる。」
というほど、人間の体は単純にありません。
もちろんそれなりの経験や知識がなければ、体のどこに問題があるかを見つけられないとは思いますけどね。
さて、今回のケースですが、血小板がすくなくなった原因はほぼ間違いなく風邪薬だろうと考えています。ポイントは2点でしょうか。
1.左の骨盤が開いて交感神経の働きが悪くなっている。
2.胸椎8番の左側に異常がある。
ほかにもそう考える理由はいくつかありますが、風邪薬の副作用でおかしくなっている典型的な状態でした。
風邪はしっかりひきましょう。
そうしないと、このようなおかしなこと、生命力を衰えさせてしまうような事になってしまうのです。
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