整体の時間は短い方がよい
2013年10月23日
整体の創始者の故野口晴哉氏は整体にかける時間は一人2分30秒だったそうです。
それゆえ、お弟子さんたちは
「1点整体」
と呼んでいたのだそうです。体の事を深く理解したときには、時間は2分程度で足りるのです。
ところが、多くの人は勘違いします。
いまでもよくある質問は、
「時間はどれぐらいですか?」
というものです。
私が整体にかける時間は20~30分程度です。
人によっては40分以上かけることもあります。でも、はじめたころは今やっていることをやるのに60分ぐらいかけて整体していました。人の体の事を理解すればするほど、整体にかかる時間は短くなってきます。
また、そのほうが自律神経の変化がとても大きいということもいえます。
本当に悪いところというのは、実は一つです。その1点さえかえてあげれば、体はすべて変化してきます。あっちも悪い、こっちも悪い、と悪い部分を箇条書きにして順番に手当てするというのは間違いだといえます。1点を変えてしまえばすべてかわってしまう。人の体というのはそういうものなのです。
ですから、私はさらに時間が短くなるように日々勉強しているつもりです。
自律神経のバランスが乱れたときに、すべてを整えてしまう1点を見つけるようになるにはあと何年、何十年かかるか?そういうつもりで取り組んでいます。
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