ブログ「日々整体」

不眠について

眠っているのに不眠という事があります。
睡眠を時間ではかっているうちはこのことに気づけません。新聞で、ある研究機関が週に50時間眠るのがいいと発表している記事をみかけましたが、これはちょっとおかしいといえます。

週に50時間ということは1日7時間程度ということです。

ですが、実際に1日7時間も睡眠をとっている人はおそらくまれでしょう。
私自身も4~5時間程度のときが一番体調がいいように感じる。ということもありますが、実際に週に50時間も眠っている人の体の状態が理想的か?というとそんな事はまずありません。

眠りの状態とうのは、頭の固さをみればすぐにわかります。
よく眠れている人の頭に触ってみると、頭骨と頭皮が適度な緊張を保っています。つまり頭がちょうどよいはりと緊張感をもっていればよく眠れていると判断することができます。

眠れない人は、頭が堅く弾力がありません。その逆に頭がゆるくぶよぶよになっている人がいます。この状態の方は、眠りが浅いという状態です。

このように頭のゆるい方に

「眠れていますか?」

と質問すると、自信をもって

「7~8時間でよく眠れています。」

という返事をされる方がほとんどです。しかし、よく眠れているのであれば頭がゆるくなることはありません。

眠りは時間ではなくその質が大切です。
いくら長い時間眠っても、その眠りが浅ければ十分な睡眠がとれているとはいえないのです。ずっと夢をみていような浅い眠りでぐっすり眠ってすっきりおきれるということはありえません。

さて、頭のかたさの判断は、経験のないひといはちょっと難しいかもしれません。しかし、とりあえず眠りが深いかどうか?をてっとりばやく判断する方法があります。

それは夜中にトイレで目が覚めるか?

ということです。
深い眠りをしているときにトイレにいきたくなるということはありません。もし、トイレで1~数回起きるという方はいくら長時間眠ってもよい眠りはできていません。



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