肝臓ガンのお話
2016年05月10日
今朝の京都新聞をみると、アルコールが原因でない脂肪肝からガンが発生するメカニズムがわかったという記事がありました。
簡単にいうと、脂肪肝だと免疫の役割をもった白血球がガンを発生させてしまいやすくなるそうです。このメカニズムから、抗生物質を利用することで、ガンの発生や増殖を抑える事ができるのだとか。
ただ、落ち着いて考えてもらえればわかるかと思うのです。
これは脂肪肝からガンが発生するメカニズムです。以前から、
「ガンという病気は食べ過ぎで起こる病気ですよ。」
と話してましたが、
「やっぱりそうでしょ。」
というのがわかったということではないかと思います。
抗生物質を利用してガンのリスクを下げなければいけないということは、これまでの不摂生を薬でゴマかすということでしかないと私には思われます。
自律神経の働きをみているとわかるのですが、抗生物質を使っていると免疫力がうまく働かなくなってかえってガンのリスクを高めているように思われます。このやり方では
「肝臓ガンだけを防いでほかのガンが発生するだけではないか?」
なんて事に私には思えます。