疲れるのは当たり前
2014年03月11日
体が弱くて3km歩くとくたびれて動けなくなってしまう。
そんな人がいたとします。
でも、そんな人が毎日3km歩いていたらどうなるでしょうか?間違いなく3kmぐらい楽に歩けるようになります。
逆に、10km歩ける人がしんどいから嫌だといって1日3km以上あるかないようにしていたらどうなるでしょうか?
おそらく3kmしか歩けなくなるはずです。
人間の体というのはそういうものです。使っていればどんどん丈夫になってくるし、使っていなければどんどん弱ってきます。
これは足だけでなく手でも同じ事がいえます。
3kmを3kgに置き換えて考えれみればすぐにわかります。細かい仕事を毎日していれば、手先はどんどん器用になってきますし、勉強していれば頭の回転が良くなってきます。これは体すべての事にいえます。
先日、整体をさせてもらった方が、ある専門家に
「あなたの内蔵は弱っていて働きが弱っているから、ずっと横になって体が疲れないようにしなさい。」
と、いれたそうです。
「生きている人間に疲れるな。」
というアドバイスはいかがなものかと思います。んな事をしれいればいずれ体が動かなくなってしまうと私は考えます。
それに、生きて生活していれば疲れるのは当たり前です。
たまにこんな事を相談されます。
「疲れないようにするにはどうすればよいですか?」
これは考え方が間違っています。
仕事、家事、勉強、遊びなどやっていれば疲れるのは当然です。もちろん、疲れにくい体というのはあります。それは最初に話した毎日3km歩くという考え方で問題ありません。でも、疲れない体というのは人間を辞めてしまっています。
目指すのは、
「疲れても一晩寝れば疲れがとれて翌朝すっきり目が覚める体。」
だと私は思います。
話を戻します。
「疲れるな。」
というアドバイスは私には
「生きるな。」
といっているようにしか聞こえません。
関連カテゴリー<
整体について
>