ブログ「日々整体」

すべての病気は抵抗作用の不足が原因

 林檎であるなら、その一部分に強き衝撃を加えれば、その衝撃を受けた部分の細胞は、忽ち(たちまち)破壊されて死滅し、その部分だけは段々と腐敗して行くが、他の部分は健全に生存し得るのである。しかし動物の場合は、之と大分現象を異にし、強く衝撃を受けた部分の細胞は、一時仮死状態になって、俗に云う黒死となるが、日を経るに従って次第に薄らぎ行き、遂に健全なる元の状態に恢復するのである。その代り一点の急所を強く刺激すれば、他の部分の細胞が完全であるにも拘わらず、忽ち死といふ転帰をとらねばならない。動物と植物とに於いては、その生活現象がこの如き大なる相違がある以上、細胞病理必ずしも当てになるとは限らない。
 予は飽くまで抵抗作用が鈍るから、障碍作用(しょうがいさよう)に冒さるゝのだと主張する。繰り返して云う、万病は一因、抵抗作用の不足からのみ発する。


(現代語訳)
 林檎の木を例にあげて考えてみる。木の一部分に強い衝撃を加えれば、その衝撃を受けた部分の細胞は、すぐさま破壊されて死滅します。その破壊された部分は少しづつ腐敗しますが、他の部分は健全に生きていく事ができます。それに対して動物の場合は、林檎の木のような植物とは違う経過をたどります。強く衝撃を受けた部分の細胞は、一時、仮死状態になって黒死という状態、いまでいう痣になります。しかし、月日を経過するにつれて痣は薄れてゆき、いずれ健全な状態に回復します。その代わり急所を強く刺激すれば、他の部分の細胞が完全であっても、すぐに死という状態になります。動物と植物においては、このような大きな違いあるため、細胞や病理が必ずしもあてになるとは限りません。
 私は、体に抵抗作用が鈍るから病気になるのであると主張をします。繰り返しますが、すべての病気は抵抗作用が不足したときにのに発症するのです。

注釈については、四面楚歌に掲載しています。
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