ブログ「日々整体」

回復反応の話

回復反応とか好転反応という言葉が嫌いです。
体の状態を無視して適当に誤魔化しているように聞こえるからです。体に起こっている事にどのようなネーミングをしたってその実態はなにも変わらないのに、回復反応とかいって安心しようとする思考が働いているように感じるのです。まぁ、そういう気持ちがわいてくるのは理解はできるつもりですけどね。

回復を恢復と表現しているのをまれに見かけます。
調べてみると回復という漢字は昔は恢復と表現したそうです。どのタイミングでそうなったかは知りませんが、全く同じ意味だそうです。恢の字は大きいとか、広いといった意味をもつそうです。天網恢々疎にして漏らさずなんて言葉がありますが、これはお天道様の目は広く見渡しているから悪い事をしても必ず見つかるよみたいな意味ですね。一方、回の字には、まわすとか巡るといった意味がありますから、回復の方が適切な字が当たっているような気がします。なんとなくですが、恢復という字は、暴走族が夜露死苦とか書いているのと同じような雰囲気を感じますね。まぁ、もうちょっと国語の事を勉強したら完全に間違えている可能性はあるかもと思わないでもありませんが。

回復反応がどういうものかというと雪崩を想像するとよいでしょう。

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整体が必要な時(四面楚歌)無料記事

整体の創始者である野口晴哉は、

「1年に一回、活元運動をしておけばよい。」

という記述を残しています。
活元運動というのは、整体を行うための運動でコツをつかみさえすれば誰にでも簡単にできるものです。だから、本来、すべての人は整体を受ける必要はありません。

そして、病気をするというのは活元運動を行うのと全く同じ意味です。
実は風邪を引くというのは自然に起こる活元運動なので年に一回ぐらい風邪をひいて熱をだしていれば、体はそれで元気を保っていられます。だから、適切なタイミングで病気になってそれを経過をさせる事ができていれば整体を受ける必要など全くありません。ところが、病気に罹ったら辛くてしんどい、だらか病気になってはいけないなんていう理屈なのか、誤った予防や治療がまかり通ってしまっているのが実際です。

病気に対して適切に対処する事を経過といいます。
なんらかの病気に罹った時には、それを経過させてあげなければいけません。例えば、風邪の経過であれば体がだるくなる、熱がでる、そして最後に下痢をし、その後1日体を休めて終わりという具合です。風邪を引いて熱をだすというのは、体をリフレッシュするための活元運動なのです。このように経過させることで、体に溜まった疲労を取りのぞく事ができるのですが、体がだるくなれば精力剤を飲んで、熱がでれば解熱剤を飲んで、下痢をしたら下痢止めをのんで、熱が下がったら治ったと考えてしまうのと、リフレッシュされないので深刻な事が起こります。

病気を上手に経過させてあげると体は病気をする前より丈夫に元気になります。
だから、本当は、風邪を引いたら風邪を引く前より元気になったときに風邪が治ったと考えなくてはいけません。ところが、経過しようとする体の働きを止めてしまって、病気を治したとしてしてしまっているので、体は元気と活力を失ってしまうのです。鬱や統合失調症などの人が増えているなんて言われていますが、大半は病気を強引に抑え込むことによって活力を失ってしまっているだけでしょう。非常に残念な事ですが、現在行われている医療行為は人から元気と活力を奪ってしまっています。

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骨と内臓の関係

「骨は体を支えるだけのもの。」

そのように考えている人がこの記述をみたら、きっと私の事をアホだと思う事でしょう。
前回説明した通り骨は体を支えるという補助的な働きをすることはありますが、基本的にはまったく違う働きをしていると考えた方が正解に近いです。特に、医者に行ってもよくならないような体の問題を抱えている人は捨て去った方がよい考え方といえます。だいたい古生物学の研究でも骨ができた理由とか成り立ちは様々な説が生まれては消えるというのを繰り返しているのです。それなのに研究をしている訳でもない医学が骨のなんたるかを理解していると考える方が無理があるとはおもわないでしょうか。

さて、我々、人間が内蔵の機能をどうやってコントロールしているかご存じでしょうか?脳がコントロールしていると思うでしょうか?それとも自律神経がコントロールしていると考えるでしょうか。

前者だと思う人は病気になった時には、

「考え方が悪い。」

と言うのです。

そして、後者の自律神経が悪いという考えを支持する人は、専門家と呼ばれる人に多いようです。
そして残念ながらタチの悪い専門家である事の方が多いようです。目の前の人の体に起こっている問題について理解が及ばない時にこの考えに陥るようで、

『わかりません。』

というのが嫌だから、

「自律神経が悪い。」

という人が圧倒的に多い印象です。

もちろん、どちらの意見に対してもそれなりに根拠がない訳ではありません。
しかし、人間という生き物が内臓の働きをどうやって制御しているか理解していればこのように考える事はまずなくなるはずです。

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自律神経の高め方、整えたか

「おいしいものをバランスよく食べて、ぐっすり眠り、くよくよしないで前向きに物事を考えれば自律神経の働きは高まる。」 

なんていう話が日常的にまことしやかに語られています。 
しかし、自律神経のというのはそういうものではありません。例えば、台風がやってきていて、大雨に風が吹き荒れているような日に、 

「買い物にいってきて欲しい。」 

と頼み事をするとたいてい嫌な顔をされて断られる事でしょう。 
でも、 

「お駄賃として3万円あげるから、買い物を頼まれて欲しい。」 

と言われれば、さっきまで不満だったはずなのが、急に元気になって買い物に意欲的になるかもしれません。 

同じ買い物にいくという行動なのに駄賃のあるなしで元気の出方が変わってくるのです。 
そして、当然ですが3万円程度の報酬や、そもそもお金では元気がでない人もいることでしょう。でも、そんな人でも好意感じている異性に頼まれたのなら、あるいは目の中にいれても痛くないとまで思える子供ためのものを買い物にいくことなら苦にも思わないかもしれません。 

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自律神経ってなんですか?(無料記事)

ネットで自律神経の事を調べてみると交感神経と副交感神経があってみたいな説明をみかけることでしょう。でも、この説明は全く役にたっていないと考えてよいでしょう。確かに、嘘はいっていませんが、だからどうしたの?という内容としか言いようがありません。

これは人間に置き換えて考えるとわかりやすいかと思います。

「人間ってどういう生き物ですか?」

と聞かれたどう答えるでしょうか。
男性と女性がいて男女が協力して子供を作って育て、社会を作って集団で生活を営んでいます、なんていう説明を聞いてすべてが説明されたと感じる事はないと思います。

男性は交感神経主体で女性は副交感神経が主体の生物です。
だから一般的に男性は緊張や興奮するものに、女性はリラックスや癒やに関心が高くなる傾向があります。性行の際の体の変化や様子をふり返って考えればわかる事でしょう。男性は緊張する事ができなければ子供を作る事ができません。ただ、そうはいっても女性的な男性がいれば、男性的な女性も存在しています。

さらに、世間でよく耳にする、

「副交感神経を高めることが大切だ。」

という理屈はおかしいのです。

この言葉そのものは嘘ではないのですが、

「緊張することがダメ。」

なんて考え始める人まで現れています。
現実は、人間が元気に生活していくためには交感神経が優位になれないとダメですし、副交感神経が優位になってリラックスすることも大切です。男だから仕事だけやっていればよい、女だから家事をちゃんとという事を言っている人をみたらどんな風に感じるか考えてみてください。結局、ちゃんとした答えをいうのであれば、朝起きたときには交感神経が優位になって夜寝る時には副交感神経が優位になって、そういう具合に適度にバランスを取るから我々は健康に生活できるのです。


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